第2回たかしま・未来・円卓会議 環境とまちづくり編開催しました!
2013年08月02日
7月6日(土)、「市民による、市民のためのまちづくり たかしま・未来・円卓会議
環境とまちづくり編」を開催しました。
今津東コミュニティセンター大ホールで、29名の方にご参加いただきました。
開催案内は、こちらからご覧いただけます。
たかしま・未来・円卓会議は、高島の未来について、市民一人ひとりができることを考え、話しあう場です。
今回は、「身近な挑戦、変えていくまちの未来」と題して、
中川芳江さんにお話いただきました。
中川さんは、生きものの目線、人の目線から、環境保全・再生関連のシンクタンク、コンサルティング業務、生物多様性の保全を活かした地域プロデュースを手掛けておられ、各地の地域づくりなどに関わっておられます。
タイトルにある「身近な挑戦」とは、
地域を構成するさまざまな立場からの挑戦です。一住民の挑戦、地方行政職員の挑戦、地方企業、商業者の挑戦など、どの立場も欠かすことのできないものです。
何に挑戦するのか?・・・「発想」への挑戦です。
「発想」への挑戦とは、どのようなものなのか?
そのヒントを得るために、「発想」へ挑戦して環境からのまちづくりをしてこられた、福井県池田町の取り組みをお話いただきました。
池田町は、人口約3200人、山林が92%の中山間地域。
環境からのまちづくりでは、平成18年に自治体環境グランプリと環境大臣賞を受賞し、全国的に有名になりました。
ターニングポイントとなった取り組みは、
2000年 独自の農産物認証制度(ゆうきげんき正直農業)
2002年 「100人のパートナー会議」 だそうです。
100人のパートナー会議は、
立場を問わず100人が手弁当で集まり、まちの環境について検討する目的で発足した会議です。
環境をテーマに5つの分野に分かれ、分科会で88回の会議を重ね、のべ1000人が会議を重ねました。
自然環境、地域環境について、具体的な熱い検討がされたそうです。
会議の内容を「環境向上実践プラン」にまとめ、町長へ提案し、しっかりと受け止めた町は「池田町環境向上基本計画」につなげました。
町民の意見が行政の基本計画になりました。全国的にも評価された大きな特徴です。
池田町の100人のパートナー会議と環境基本計画について
100人のパートナー会議は、町民一人ひとりが池田町のいろいろな課題に気付く機会になりました。
そして、会議解散後、環境でまちづくりをする団体が立ち上がりました。
・環境パートナー池田
環境への取り組みを伝える「かえる通信」の発行、池田環境町民集会の企画・開催、
外来生物駆除、資源回収、エコキャンドル開催など
・NPO法人環境Uフレンズ
家庭の生ごみ回収・堆肥化、廃油回収、有機農産物を「こっぽい屋」へ
・エコ池田環境ネットワーク
環境に取り組むグループのネットワーク
全国的に有名な廃食油のキャンドルで行われるイベント、「池田エコキャンドル」はお年寄りから子どもたちまで、町民のほとんどが参加して、キャンドルづくり、イベントづくりをされてます。
池田町の考え方は、とにかく循環させること。なんでも資源として回収し活用します。キーワードは「かえる」

さらに、それぞれの活動がつながりあって、ネットワークで取り組まれています。
池田町がここまでできたのは、
自助+共助+公助が働いている。
自分たちにできることはやる
気づいたらする
そして、地域資源の見出し方が、
目に見えない資源を活かすということ。
人材力、コミュニティ力、祭・伝統芸能など、施設やカタチではないのです。
池田町の方が口をそろえて、「コンビニがないのが自慢や」、「米、野菜、鶏肉、鶏卵は買うものじゃない」と言われるそうです。他にはない、ここにしかない、違う「価値」に気づき、みせてこられました。
実は、ずっとそこに住んでいる人が、そこにある価値に気づくことは難しいのですが、池田町は外からの視点も取り入れながら、池田町の価値を発信してこられたそうです。
池田町のポスターは、そんな「価値」を表現していて素敵です。

ポスター「あたりまえがふつうにあるまち 池田町」(画像をクリックすると大きくなります)

ポスター「夏のおやつは畑にある 池田町」(画像をクリックすると大きくなります)
池田町のポスターギャラリーです。
後半は、「発想」への挑戦につながるグループワークをしました。
ワーク1 高島の環境で良いと思うところ、残したいところ、すごいところ
高島の環境のダメなところ、直したいところ、負けているところ
を書き出していきました。
ワーク2は、15年後(2028年)の高島を思い浮かべて、グループで書き出した高島のいいところから1つ選び、その選んだいいところがより良く実現している15年後のために、さかのぼって2023年に実現するべきこと、2018年に実現するべきこと、そして2013年に取り組むべきことを書き出していきました。
未来でこうありたいというビジョンにつながる行動計画を立てる「バックキャスト」という手法です。
ワークの様子です。視点もさまざまな方が集まり、15年後の高島のビジョンへ、「発想」を転換し、少し見方を変えて、真剣に取り組んでいただきました。
「ダメ」だと思っていることが、視点を変えると「いい」ことだったり、「自慢」だったりすることに気づくことができるワークでした。
例えば、「雪が多い」ことで大変なのですが、「水の豊かさ」になっていますよね。
視点を変えること、「発想」への挑戦でした。
「バックキャスト」の良いところは、理想、夢を実現するための計画を立てられること。現状からの出発ではないので、現状までさかのぼってきたとき、現状とのギャップに気付くことができます。そこで、今、身近な出来る計画を立て、行動に移せるかどうかが、ビジョンを達成できるかどうかの鍵になります。
最後に、中川さんからのメッセージは、
『計画を立てるとき、「未来をあきらめない」ということを忘れずに計画を立てください。』と言われてました。
未来のビジョンに向けて、今できることに取り組んでいきたいと思いました。
グループワークの記録です。


グループ1のワーク1 ワーク2 (画像をクリックすると大きくなります)


グループ2のワーク1 ワーク2 (画像をクリックすると大きくなります)


グループ3のワーク1 ワーク2 (画像をクリックすると大きくなります)


グループ4のワーク1 ワーク2 (画像をクリックすると大きくなります)


グループ5のワーク1 ワーク2 (画像をクリックすると大きくなります)
報告は、坂下でした。
市民による 市民のための
たかしま・未来・円卓会議につきましては、下記までお問い合わせください。
たかしま市民協働交流センター
〒520-1622
滋賀県高島市今津町中沼1-4-1(今津東コミュニティセンター内)
TEL:0740-20-5758
FAX:0740-20-5757
E-mail:webmaster@tkkc.takashima-shiga.jp
タグ :たかしま円卓会議報告
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Posted by たかしま市民協働交流センター at 19:28
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