多様な森の活用でくつきの森を守る麻生里山センターを訪ねました。

2014年06月30日

 7月5日(土)の「たかしま・未来・円卓会議」で、地域の課題を小さなビジネスで解決を目指しておられる事例をご紹介するために、市内外を訪問しています。

 6月27日は、朽木の麻生里山センターを訪ねました。
 高島市森林公園くつきの森の指定管理者として管理運営されているNPO法人麻生里山センターです。朝日の森の閉鎖にともない、くつきの森として朽木村が買取り、地域の方々がこの森の保全と活用をめざして、NPO法人麻生里山センターを設立されました。

 鳥の声が静かに響き、「森に来たな~」という感じがして落ち着きます。
 事務所のあるやまね館です。 春、夏、秋の期間に限られますが、宿泊もできます。石窯で手作りピザを焼く体験もできます。

 玄関にロケットストーブが置いてました。翌日6月28日(土)は、未来の森づくり~くつきの森を次の世代へ~として、里山整備活動があるそうで、そのお昼ご飯のカレーを作っておられたそうです。
 森の中では、枯れた木や間伐する木などがあり、燃料はいっぱいですね。

 1960年代までは、水田があり、ホトラ山として活用されていたそうです。ホトラとは牛の敷き草に使う草や細い枝などで、牛糞と混ざったものを水田に肥料として使っていました。牛は水田を耕すために使われていた頃で、農家では大切な家族でした。
 炭や薪を取る山としても人が入り、里山として維持されてきました。
 その後、炭や薪は電気や石油に代わり、牛はトラクターに変わり、農業政策によって水田も減ってきて、森には杉やヒノキが植林され、日常的には人が入らなくなった時期があったそうです。
 1978年に「朝日の森」として、森と人とのいい関係を探るために、森林浴や森林の活用と保全についてのシンポジウムなどが積極的に開かれたそうです。2004年、朽木村が買い取り、「くつきの森」として、森の多様な活用と保全、森を活用した地域活性化を目指して管理運営されてきました。
 里山は、人が関わることで維持保全されていくのですが、子どもたちの森林体験や森の恵みをいただく体験や森の癒し効果など、多様な森との関わりによって、多くの人が森に関わり、保全につながっていくというサイクルが必要なのだと思います。
 
 やまね館の近くのモリアオガエルの池です。周辺の木には卵を包んだ泡の塊がいくつもぶら下がっていました。

 池にはすでにオタマジャクシがたくさん泳いでいました。高い枝では5mくらいのところにも卵の塊がありました。小さなカエルがそんなところまで上ったのかと思うとすごいです。

 広々とした草原にユリノキが立つ「ユリノキ広場」です。
 ここでは、森のリラックス、和みのヨーガというイベントが開かれます。この空間にいるだけで、ゆったりした気分になれるいい場所です。

 森の観察会、森のお茶会、森のランチなどなど、一年をとおしてさまざまなイベントが準備されています。多くの人に、くつきの森に来てもらい、森の良さを感じてほしいと話しておられました。
 入り口には「自然環境維持管理費200円ご協力ください」と書いた募金箱がありました。
 これだけの広い森を維持管理していくのは、一人200円じゃ足りないと思います。
 森の空気をいただき、気持ちよくすごさせてもらったお礼を入れていきました。


 7月5日のたかしま・未来・円卓会議では、他の事例ともあわせて詳しくご紹介いたします。
 ご参加お待ちしております。
  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 16:26スタッフ日記

里山の再生をめざして薪の生産と販売をされている堀さんを訪問

2014年06月30日

 7月5日(土)のたかしま・未来・円卓会議で紹介する事例として、地域の課題を「小さなビジネス」で解決しようとされている活動をお訪ねしています。

 6月27日、新旭町の堀 久好さんを訪問してきました。
 堀 久好さんは、高島の里山再生をめざして、雑木林を伐採し、薪の生産と販売を初めておられます。

 薪ストーブの愛好家で作る「近江薪炭クラブ」が始まりだったそうです。
 1970年代、高島市内の里山では宅地に整備されて、多くの土地が分譲されました。現在、ほとんどが里山の雑木林になっているそうです。集落のすぐ近くに広がる雑木林によって、山からシカやイノシシ、サルなどが集落に入りやすくなります。人の目も入りにくくなるとゴミが捨てられることも多くなります。
 木を切る技術や薪を作り方などをお互いに学びながら、里山を明るい、人が使いやすい健全な林にしていきたいと活動してこられました。
 さらに、薪を販売することで、薪ストーブの愛好家も増えるし、里山の整備も進めることを目的に、「近江里山の薪」として販売を始められたそうです。

 乾燥のために、きれいに積まれた薪です。風通しの良い状態で、半年ほど乾燥させるそうです。

 薪ストーブを使っておられる家庭では、地域や使い方にもよりますがひと冬で400束(そく)使うそうです。
 1束は直径22.3cm、円周70cmの薪の束で、4~6本が束ねられています。

 伐採されている所を案内していただきました。約40年前に宅地として販売された土地ですが、大きな木がうっそうと茂っています。クヌギやナラなどの木は、40年も経つと木の勢いが弱まり、虫や病気で枯れることが多くなるそうです。本来、このような雑木林は人が炭や薪用に木や枝を切り、萌芽更新されて約10年経過後、また人が炭や薪用に切るという、林と人の関係で維持されてきたそうです。

 直径30~40cmほどの大きな切り株から、新しい芽が出てきていました。シカにも食べられず伸びてきていました。
 この林は光が入り、また再生していくそうです。

 この雑木林のすぐ近くの道路は通学路だそうです。明るい、誰もが入りやすい林になったら、子どもたちも里山で遊べるようになるかもしれません。
 7月5日の「たかしま・未来・円卓会議」でも詳しくご紹介いたします。
 地域の課題を解決する小さなビジネスや地域の仕事づくりをめざして、森林と子どもたちの活動や高齢者の活躍、引きこもり支援、アート活動など、今、取り組むべきテーマについて参加者のみなさんと考えて行きたいと思います。
 ご参加お待ちしております。

  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 14:48スタッフ日記

サポートスタッフ募集!【風と土の交藝 in 琵琶湖高島2014】

2014年06月30日


サポートスタッフ募集
風と土の交藝
in 琵琶湖高島2014


会期:
前半…11 月28 日( 金)・29 日( 土)・30 日( 日)
後半…12 月5 日( 金)・6 日( 土)・7 日( 日)



高島市内を拠点とする、工芸作家、農家、古民家再生など、
ものづくりに生きる人々の工房・住まいをめぐるイベント、「風と土の交藝in 琵琶湖高島」。

5 回目の開催となる今年も、出展作家さんたちと一緒に
イベントを盛り上げてくださるボランティアスタッフを約50 名程度募集します!

毎年、学生や会社員、主婦、自営業など、様々な立場や年代の人がスタッフとして
集い、出展作家さんやスタッフ同士、たくさんのつながりが生まれています。

スタッフの主な活動内容:

【会期前後】
・セミナーやワークショップ、グッズ作成の企画
・ホームページの更新、管理
・ブログやFaceBook でのイベント広報
・看板やのぼりの制作、設置
・その他、みんなと楽しくお話ししながら作業 など

【会期中】
・出展会場(出展者のお宅や工房など)でのサポート
・セミナーの運営
・映像や写真でのイベント記録 など

*特に、WEB 関係が得意な人、カメラ撮影が得意な人、大歓迎!

活動内容はご自分のペースに合わせて決めていただけます。
会期当日のみの参加もOK ですので、まずはぜひご応募ください!
ご応募いただいた方に、担当者よりスタッフ説明会のご案内をさせていただきます。

応募窓口:風と土の交藝プロジェクトチーム事務局
MAIL kazetotsuchi.ss@gmail.com
TEL  090-5014-1600 (NPO 法人結びめ 西川)

昨年度の「風と土の交藝」の詳細がホームページでご覧いただけます。

風と土の交藝in 琵琶湖高島2013 ホームページ

メールでのご応募の場合は、
①氏名 ②年齢 ③住所 ④電話番号 ⑤メールアドレス
⑥運転免許および自動車の有無 ⑦その他、得意分野や
やってみたい事など伝えておきたいこと
をご記入ください。

  


Posted by たかしま市民協働交流センター at 13:52市民活動情報(高島)ボランティア情報

大野木長寿村まちづくり会社を訪ねました。

2014年06月26日

 7月5日(土)の「たかしま・未来・円卓会議」で地域課題の解決をめざして、小さなビジネスや小さな仕事づくりをされている事例を訪問しています。

6月21日、米原市大野木へ行ってきました。
伊吹山のふもとにある大野木は、約150世帯、高齢化率31.7%の里山、田畑、集落がまとまった静かな地域です。
雨のめぐみ感謝する「豊年太鼓踊り」は約300年近く伝承され、文化と結いの精神が受け継がれている地域だそうです。

7月5日(土)の「たかしま・未来・円卓会議」で地域課題を解決する小さなビジネスの事例としてご紹介したいと思い、大野木長寿村まちづくり会社(非法人)を訪ねてきました。
平成21年に当時の区長さんが、高齢化が進む地域の将来について検討委員会を設置し、「30年後の大野木のために今なにをすべきか」をテーマに2年間検討を続けました。その中から民生委員や児童委員、区長を経験された数名の方が自主的に集まって、身の丈に合った、いまやるべきことを検討し、平成23年9月に「大野木長寿村まちづくり会社」を立ち上げたそうです。
現在、地域の方55名が社員として活動されます。

ここが、「大野木たまり場よりどころ」です。
毎週土曜日11:00~13:00に開店しています。

11:00前には近所から人が集まって来られました。地元農家からお野菜が届き、近くのスーパーからフルーツなど商品が届いて開店。何を買おうかな~と楽しそうです。

子どもたちもお買い物に来ます。

たまり場食堂では、ランチ200円、コーヒー100円が提供されてます。
運営は、スタッフが4グループに分かれて毎週交代でされています。メニューは重ならないように各グループで調整して決められており、食堂の予定表に各週のメニューが書かれています。
みなさんの笑顔が素敵です。
運営される方々も楽しみながらしておられるのが伝わってきました。

おしゃべりしながら、にぎやかなランチタイムです。

たまり場食堂では、さらに新メニューを考えたり、地域の方による、地域の資源を活かしたビジネスを広げたいと研究中だそうです。
地域の竹やぶ整備から、タケノコの商品開発や竹細工なども工夫されてます。里山はビジネスの種がいっぱいです。
安心、安全な暮らしを支える仕組みとして、生活いのお困りごとへの支援事業があります。
「屋敷内の手入れ」「山野仕事」「草むしり」「小さな修理」など、有償で対応されてます。
病院などへの移動支援では、米原市社会福祉協議会と協議を重ね、協定を結び、リフト付き車で移送できる仕組みを作っておられます。

小さなビジネスとして持続できる仕組みを地域の方が知恵を出し合って自ら作り、楽しみながら挑戦しておられる、大野木のこれからが楽しみです。
仲間が3人集まれば動き出せる。5人集まればなんでもできる。と言われていたのが印象に残っています。

7月5日の円卓会議で事例の一つとしてご紹介します。
お楽しみに。
たかしま市民協働交流センター 坂下でした。  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 16:12スタッフ日記

【8/24】高島・京都交流コンサート 風と土の交響

2014年06月23日



高島市制10周年記念
高島・京都市民交流コンサート
風と土の交響
~自然豊かな美しい高島で音楽を楽しむ贅沢を皆様に~


<出演者>
・混声合唱団京都木曜会(コーラス)
・同志社混声合唱団(コーラス)
・BBC(びわ湖ベストオブクワイヤー/ゴスペル)
・吉村美穂(クリスチャンシンガー)
・浜田博行(トランペット/ジャズバンド)
・ブルーコーラス(結成から30年を迎えたシルバー合唱団)
・Sing bird(元立命館大学軽音サークル同級生/フォークソング)

<開演日時>
平成26年8月24日(日)13:30~(13:00開演)

<会場>
ガリバーホール(滋賀県高島市勝野670)


<入場料>
無料(入場整理券をガリバーホール、高島市民会館等からお求めください)

<主催>
高島・京都市民交流コンサート実行委員会

<問い合わせ先>
ガリバーホール
TEL:0740-36-0219  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 20:34滋賀県他からのお知らせ

【7/1〆切】高島サマーホリデー ボランティアさん大募集!

2014年06月23日



高島サマーホリデー
ボランティアさん大募集!


 高島サマーホリデーは、高島市が行っている、障がいのある子どもたちのための余暇活動です。小・中学校の特別支援学級や特別支援学校に在籍している子どもたちを対象に、長い夏休みの有効な余暇の活用と規則正しい生活習慣の維持を目的に開催しています。

サマーホリデーの活動は、ボランティアさんのたくさんのご協力で成り立っています。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています!
一日でも、初めての方でも大歓迎です!

詳しくは、下記サイトをご覧ください
http://www.city.takashima.lg.jp/www/contents/1245398455436/index.html

<開催日時および会場>
7月22日(火)~25日(金)
7月28日(月)~31日(木)
8月4日(月)~7日(木)

場所:安曇川世代交流センター(〒520-1233 滋賀県高島市安曇川町南船木249)



8月18日(月)~8月21日(木)
場所:今津老人福祉センター(〒520-1611 滋賀県高島市今津町弘川204−1)



※初めてボランティアをされる方を対象にボランティア説明会を開催します。
 日時:7月11日(金)10時から1時間程度
 場所:新旭公民館(〒520-1521 滋賀県高島市新旭町北畑567)


<申込〆切>
第一次ボランティア申し込み〆切:平成26年7月1日(火)

<申込方法>
上記左側に掲載している参加申込書に必要事項を記入の上、下記問い合わせ先までFAXで送信してください。

<問い合わせ先>
高島サマーホリデー実行委員会事務局
高島市役所 健康福祉部 障がい福祉課
TEL:0740-25-8516
FAX:0740-25-5490
MAIL:syougai☆city.takashima/lg.jp
   (上記「☆」を「@」に代えて送信してください)  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 20:16ボランティア情報

第2回たかしま市民活動フェスタ実行委員会を実施しました。

2014年06月20日



6月16日(水)、19:30から約二時間、今津東コミュニティセンターにて、
たかしま市民活動フェスタ2014の第2回実行委員会を開催しました。

参加者は18名。毎度のことながら、夜遅くにご苦労様です。<(_ _)>

今回は、『フェスタのテーマについて』ということで
じっくりと時間をとって、話し合いました。

そもそも、何のためにフェスタをやるのか、
いったい誰のためにフェスタをするのか。


この部分を、実行委員のみんなで共有をしよう!という
ところから、はじまりました。

ここでも、皆さんからそれぞれのフェスタへの関わり方、認識など
色んな意見をお聞かせいただきました。

それは、今回のテーマの裏側にある、
なかなか言葉で言いらわすことが出来ないような、
それでいて、それぞれの実行委員のメンバー想いを共有する、
すごく大事な場でもあります。

そして今回の実行委員の中で共有出来たのは

「子どもたちの未来のために、より良い社会にしたい」
「誰もが主役になって楽しめ、楽しませるようなフェスタにしたい」


ということでした。

その中でも「子ども」を中心に据えながら、
普段サービスを受ける立場の人が、フェスタを通じて
サービスを提供する立場を体験したり、
悩みを抱えた人や、市民活動に関わりたい人が相談できたり、
色んな立場の人が、活躍する場をつくることができればいいね、
というような意見で盛り上がりました。



会議中、東コミセンの岡野さんが
皆さんの意見をホワイトボードに描いてくれました!

また市民活動フェスタ参加希望団体の交流会として、昨年実施した、
「つながりカフェ」を以下の日程で、
今年も行うこととしました。

たかしま市民活動フェスタ2014
つながりカフェ

2014年 8月4日(月)
19:30~21:30


詳細が決まり次第、このブログやチラシ等でお知らせします!
次回の実行委員会は、7月3日(木)です。

報告は、原田でした。

たかしま市民活動フェスタ2014実行委員会につきまして、
お問い合わせは下記までお願いいたします。

たかしま市民協働交流センター
〒520-1622
滋賀県高島市今津町中沼1-4-1
(今津東コミュニティセンター内)
TEL:0740-20-5758
FAX:0740-20-5757
E-mail:webmaster@tkkc.takashima-shiga.jp


  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 15:01市民活動情報(高島)市民活動フェスタ市民活動フェスタ実行委員会

まちの縁側・居場所づくり講座が始まりました。

2014年06月18日

 今日は、高島働く女性の家で「まちの縁側・居場所づくり講座」の第1回目がありました。
 この事業は、高島市協働提案事業で実施されています。NPO法人元気な仲間が提案して、高島市長寿介護課、地域包括支援センター高島市社会福祉協議会が協働で取り組んでいます。
 まずは、NPO法人元気な仲間の谷さんから、事業の紹介がありました。7月には大阪市阿倍野区へ先進事例も見に行く予定です。講座の4回目には新旭のショッピングセンター内にもまちの縁側が動き出すそうです。

 高島市南部健康いきいき応援センターの保健師さんからは、高島市の少子高齢化の現実が数字やグラフで説明されました。認知症の方の徘徊件数はここ3年程で2倍。最初に見つけるのは、家族についで近所や通行人が多いそうです。地域で見守りあうことが大事なんですね。
 でも、一方で住民同士のつながりは少なくなっている面もあり、地域で支えあう力(相互扶助)が弱まってきています。高島市内で、おひとりで亡くなられた人のうち、発見までに2日以上かかった割合が48.8%だそうです。寂しく、つながりの希薄さを感じる数字です。
 今後、介護保険サービスの要支援1・2の人のホームヘルプサービスやデイサービスが市で支える事業になって行く中で、買い物の手伝い、ゴミ出し、掃除や洗濯、食事つくり、レクリエーションや体操など、特別に専門的な知識が無くてもお互いにできることを、NPOや地域で担う仕組みが必要になってきます。まちの縁側や居場所は、そんなお互いの支えあいの場、自分らしくいられる場、元気になれる場として可能性があります。


 安曇川町藤江区で取り組まれている「子どもの居場所・見守り活動」の紹介がありました。
 地域で子どもを育てたいと、自宅の一部を開放して学校帰りの子どもたちの宿題や土曜日の勉強教室をしたり、地域の方に教わってお菓子作りをしたり、子どもたちの自主性と自立心を伸ばす場、子どもが自分らしくいられる場を作っておられます。
 藤江区は、福祉推進委員会で「コスモスカフェ」(ワンコインカフェ)を運営しておられ、高齢者も子どもたちも世代を超えて交流されてます。センターだより20号で取材させていただき、1年後にまたお話をお聞きして、活動が広がっておられることに感動しました。

 今津町でも、自宅の倉庫を開放して、仲間でミシンなどを設置して数名がいつも好きな時間に集まり、おしゃべりしたり、縫い物したりできる場を作っておられるそうです。洋服のリフォームしたり、袋や手提げバックを作ったり、創作が楽しいそうです。年令に関係なく、それぞれに特技や蓄えた力を理解して、持ち合わせて、有効に活用していける場があるといいですね。

 
 長野市では、まちの縁側育みプロジェクトがあるそうです。喫茶店、公民館、自宅、神社の森、福祉施設などなど、人が気軽に集まり、かかわりあう場、お互いに気づきあえる場だそうです。
 名古屋市には、NPO法人まちの縁側育み隊が、まちの縁側を広げてるそうです。バリアフリーなカフェ、ふらっと立ち寄れるふらっとカフェ、アートがあったり、とにかく楽しそうな活動が広がっているようです。

 まちの中には、人と人が出会い、つながる場がたくさんあります。
 そんな地域の宝、地域の資源を「まちの縁側」や「居場所」として、活用していくき、たくさんの地域の力を寄せ合い、「協働」から「総働」につなげて、お互いに支えあうまちになるといいなと思います。

 たかしま市民協働交流センターのある今津東コミュニティセンターも、地域の美化活動はなのみちさんが植木やお花の世話をしてくださり、カフェコーナーでミーティングしておられます。時折、ご近所のおばあちゃんがお話に来られます。「まちの縁側」って、こんな所から始まるのかもしれませんね。

 次回の講座も楽しみです。  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 18:04スタッフ日記

【7/5土】 平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議開催します!

2014年06月17日



平成26年度 たかしま・未来・円卓会議

第1回 【地域の仕事づくり】をベースに
今、取り組むべきテーマを考える

内容:高島にある地域の課題や「何とかしたい!」地域の困り事などを、市民、市民活動団体、企業、行政学校、金融機関など、地域を支えるいろいろな人や組織がともに考え、力を出し合って連携し、協働によって解決策を見出していく場が地域円卓会議です。
今年度第1回目の円卓会議では、昨年の円卓会議と前回のキックオフ・ミーティングを踏まえ、話題に最も多く出てきた【森林】や【子育て】、【高齢者の活躍】などのキーワードを頼りに【今、取り組むべきテーマ】を参加者の皆さんといっしょに考えます。

日時:7/5
場所:今津東コミュニティセンター
   〒520-1622 滋賀県高島市今津町中沼1-4-1



ファシリテーター:中川 芳江氏 (Office SPES 代表) 
総合電機メーカーでビジネスコンサルタント等を経て1998 年起業。株式会社法人で、自然環境保全のプロセスデザインを事業化。自身も、環境分野の社会的企業家として歩み、ソーシャルビジネスの立ち上げ支援に関わる。行政・NPO ・企業の連携創出にも詳しい。2013 年より現職。一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク理事。

参加費:無料

定員:30名

対象:高島市の未来に関心のある方、地域での仕事づくりに関心のある方など
   ※託児有り(要10日前申込み)



お問合せ・申込み:
たかしま市民協働交流センター
〒520-1622
滋賀県高島市今津町中沼1-4-1(今津東コミュニティセンター内)
TEL:0740-20-5758  FAX:0740-20-5757
E-mail:webmaster@tkkc.takashima-shiga.jp   


第1回たかしま市民活動フェスタ実行委員会を開催しました!

2014年06月13日



6月4日(水)、19:30から約二時間、今津東コミュニティセンターにて、
たかしま市民活動フェスタ2014の第1回実行委員会を開催しました。

参加者は25名。仕事の帰りや家族の夕飯を終えて、
たくさんの方に集まっていただきました。

たかしま市民協働交流センター運営委員長の挨拶のあと、
参加者の自己紹介からスタート。

ここでは、まず以下の2点が共有されました。

① 実行委員は「組織の代表」ではなく、個人として参加すること。
② 自分の団体だけでなく全体を盛り上げていくように参加すること。


また、今年は若手三人が共同で委員長を務めるということで
以下の3名が、共同実行委員長になりました。

徳田 容子さん(NPO法人リバティー・ウィメンズハウス・おりーぶ)
岡野 史子さん(今津東コミュニティセンター)
原田 将(たかしま市民協働交流センター)

どうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)>

◆実行委員会の今後のスケジュール

会場:今津東コミュニティセンター

第二回 6月16日(月):
2014年のテーマについて

第三回 7月3日(木):
テーマの決定、参加団体募集方法と参加希望団体交流会について

第四回 7月28日(月):
参加団体募集について

第五回 8月4or5日:
参加希望団体交流会

第六回 8月25日(月):
広報について、部会を考える、参加団体説明会の準備について

第七回 9月8日(月):
参加団体説明会について、各部会の決定、チラシ案について

第八回 9月22日(月):
参加団体説明会

第九回 10月6日(月):
チラシの決定、当日スケジュール、役割分担、広報について

第十回 10月27日(月):
準備、当日の作業確認など

11月6日(木):前々日準備
11月7日(金):前日準備(プレイベント?)
11月8日(土):フェスタ当日

次に、上記のような当日までの実行委員会日程を決めました。

8月には参加団体募集を行い、
9月には参加団体説明会を行う予定ですので
参加ご希望の方は、頭の片隅にでも
入れて置いていただければうれしいです。

その後、実行委員会と参加団体との打ち合わせなど、
参加団体からもアイデアを出していただき、
企画づくりに参加いただく予定です。

その他、今回の会議ではざっくばらんに、
様々な意見が飛び交う、楽しい場となりました。

「今年は市民活動フェスタをどんな風にしたい?」という問いかけから、

「今年は自分の団体紹介だけでなく、
他団体と一つのテーマで【○○について、何ができるか】など、
新たに生み出すような場をつくりだせたらいいな」

「次の世代が元気になれるように、親が元気になればいいな」

「ボランティア団体は法人や登録グループだけでなく、
個人的なものもある。そういったものを補完しあい、
つながってフォローしあえる関係づくりができるイベントがいいね」

などの意見や、広報や実行委員会のあり方についても
市域だけでなく、県域への情報発信やfacebookの活用のほか、

「主催である当センターはあくまでも事務局であり、
作り上げるのは実行委員」


であるとか、

「プロセスが大事。ある分野に高い専門性を持っていても
「もちは餅屋」にならず、広角的に助け合える
関係・仲間づくりをしよう。
集客も大事だけど、数字だけでなく、
濃い関係性をつくることも大事」


ということが共有されました。
次回の実行委員会は、6月16日(月)です。

報告は、原田でした。

たかしま市民活動フェスタ2014実行委員会につきまして、
お問い合わせは下記までお願いいたします。

たかしま市民協働交流センター
〒520-1622
滋賀県高島市今津町中沼1-4-1
(今津東コミュニティセンター内)
TEL:0740-20-5758
FAX:0740-20-5757
E-mail:webmaster@tkkc.takashima-shiga.jp  

Posted by たかしま市民協働交流センター at 12:02市民活動フェスタ市民活動フェスタ実行委員会