第3期高島市まちづくり会議 第1回全体会議の哲学対話の記録
2019年08月29日
8月3日(土)、第3期高島市まちづくり推進会議の第1回全体会議を開催しました。
6月に公募を行い、選考の結果、15名の委員のみなさんと2021年3月まで活動していきます。
将来の高島市をめざして、市民のできること、行政のできることなどを、現状を把握し、市民の目線で地域を調査し、その結果から検討していきます。
第3期のテーマは、
1.市内のバス交通のあり方
2.地域とのつながりを生み出すための地域行事
です。
第1回全体会議は、福井市長からごあいさついただきました。
持続可能な高島市の運営に市民の目線で意見を出してほしい。また、市全体で話し合い、一体感のあるまちづくりを進めていきたいとお話しされてました。

高島市まちづくり推進会議のめざしていることやスケジュールなどについて、ご説明しました。
説明資料はこちらからご覧いただけます(別ウインドウで開きます)
高島市まちづくり推進会議の運営には、持続可能な社会などに関する研究者の方にも運営に参加していただいてます。
琵琶湖環境科学研究センターの方、総合地球環境学研究所の方、大阪大学COデザインセンターの方、立命館大学政策科学部の方、大阪大学大学院工学研究科の方です。
会議の構成にアイデアを出していただいたり、市民が市の現状把握や市民の意識をアンケート調査などを行う上では、調査方法の提案や結果の分析などに力を発揮していただいてます。
第2期高島市まちづくり会議で進めていた将来社会像と実施した活動について研究者チームから説明していただきました。
説明資料はこちらからご覧いただけます(別ウインドウで開きます)
後半は、委員、高島市協働のまちづくり推進本部員、一般参加者などみんなで哲学対話を行いました。
テーマは、「高島市のバスの気になること」、「あなたの気になる地域行事」で対話をしました。

対話の内容です。
「高島市のバスの気になること」
<Aグループ>
・66歳になるが、われわれの年代は、利用にバスしかなかった。今は車社会。駅での送迎に、車で来られる。JRの近辺が薄暗い時に危険を感じる気持ちはわかるが、自分らが将来、運転免許証を返上した場合に備えて、バス・電車に頼るしかない。となると、今どうしたらいいかが問題。せめて、子どもの通勤通学は公共交通機関を使えるような状態にしていかないと、バスはなくなっていく。自分らの苦労を子ども達にもさせる。自分らが将来歩けなくなったり、車に乗れなくなった場合のことを考えて、子どもたちにも交通機関を使うような方法で、やれたらいい。ひと月の定期どこ乗っても1,000円とか。大人は乗れなくても。せめて子どもが乗っていくと、(私たちが)年齢行ったときにもバス利用ができる。
・バスに乗るのが苦手。どんどん料金が上がる。ICOCAが使えるようになって、小銭を用意する必要ななくなり、乗りやすくなった。
・引っ越してきて10年経つ。高島の駅まで歩いてバスに乗って帰る。当初は大型だった。巡回バスに乗っていろいろな所に行って勉強になったが、通勤や通学では不便。もっと小型にできるのでは、というのが頭にあった。使い勝手の悪さ、便数の少なさ。1日に3本。乗るかといったら、乗らない。頼る交通機関にならない。高島市は広域なので、極端な地域格差があるのではないか。あまりにも広すぎる。朽木と安曇川では大きな差がある。
・利用する時間帯の本数を増やす。高校生が高島高校や安曇川高校に行くとか、JRに乗って学校に行くとか、その時間帯を見込んだ運行。コンパクトで28人乗りで。料金がぽんぽん上がることなしに。大津市の子ども達は、夏休み期間どこ乗っても1000円。利用する1つの手法。
・バスのサイズについては、ポンチョという小型のバスが、ふるさと納税を活用しながら増えてきている。本数は少ないけれども、高校生の通学の時間帯とか、京都・大阪への新旭6時50分の新快速の時間に合う形で設定されている。それでもなかなか増えていかない。
・朽木の雲洞谷に住んでいる。小学校のときは朝昼晩しかバスがなかったが、今は増えている。昔よりなぜか便利になっている。時間も結構合っている。子どもたちが通学に使うくらいでしたら、その子どもも近所に小中高誰ももいないので、使っていないけれど、お年よりは診療所や平和堂に行く人がいる。うまく利用する人はしているけれど。もう少し予約制にするとか。
・市の江若バスに乗ったのは、はるか昔。高校のときに朽木野尻の友達のところに行って以来。バスに乗るのに勇気がいる。料金がいくらになるのか、気になる。一回の京都のバスに乗って一回料金を間違えて入れて怒られた。高齢の人とかに関わっていると移動手段が大変。自分で車運転できなくなったら、家の近くのバス停から乗って、袋が下げてあぁいうふうに行くんだな。それには、練習しとかんと乗れないな。高齢の人は乗り慣れていない人がたくさんいるのではないか。若い時から乗り慣れるとよい。
・今、220円。子どもは110円。大変安くなっている。
・バス停がぼろぼろ。時刻表が色あせていて不安になる。東北の方のバスでは、夏になるとクーラーボックスを置いていた。おじいちゃんとかおばあちゃんとかが、生鮮食品を入れられる。バスもライフスタイルに合った乗りやすい仕組みが作れるのではないか。
・子どもが京都まで学生が通う。雨の日は駅まで送る。近くにバス停がないし、囲いが無いし、ベンチすらない。雨で水しぶきがかかる。駅まで行ってしまおう。その辺の工夫を。湖西線、よく止まる。そのときにバスが出ない。もうちょっと待っとけとか、下手したら京都まで迎えに行く。せめて、近江舞子までとか電車が動く所までバスが出てくれるとありがたい。子どもは、そういう交通の不便さがあるから、大津や京都に住みたい、一人暮らししたいと言う。そうやって高島から出て行くのかな。
・バス停までの距離。京都で飲んで帰って、バスで家まで帰る。家の前にここで降ろしてくれと言えば、降ろしてくれる。ルール上、家の前で手を上げたら、バスは乗せてくれるルールになっている。県道や国道では無理だけれど、集落内の道路では、路線上なら乗り降りできるので、家の前でバスを止めさせている。その辺の周知が十分ではないのかな。
・白内障のために眼科に行った。瞳孔を開かされて2時間くらい運転できない。平和堂までバスを使うことができて助かった。病院高齢者の方多いのに、バスは1段に2段上がらないといけない。すっと上がれるもので。病院に行く人にとっては、その方が使い勝手がよいのではないか。
・ホームページとかでバスの乗り方が欲しい。YouTubeで動画があれば、ベター。お作法を学ぶ。バスはちょっと地域が違うとお作法が違う。
・免許を持っていなかった学生の時、バスしかなかった。両親が忙しくて迎えに来れなかったら、バスを使う。ただ、乗る距離があるので、バス酔いした。難路でくるくる回る。マイクロバス。安曇川とか今津とか平坦なところではないので。京都バスで出町柳行くのに乗ってみたい。
・バスのターゲットは学生と高齢者。高齢者がもっと使いやすい形がとれないかな。高齢者が、電話して来てもらえる、タクシーに近いバスの乗り方がもっと進めばいいかな。
<Bグループ>
・バスに運転手募集中!との掲示があり、バスの運転手はそんなに足りないのか?そんなに走っ
てないのに、そんなに人手不足なのか?
・京都では、観光公害という言葉が出ている。観光客が多くて住んでいる人がバスに乗れないことも生じていて不便になってきている。
・高島駅から畑の棚田までバスで移動したことがある。近江高島からバスは貸切状態だった。使っている人がいないことが言いたいことではなく、途中には何ヶ所もバス停があり、使う人がいたのでバス停が作られたと思うが、使う人がいなくなったのはどうしてだろうかと考える。
・田舎に住んでいる。地元で育ち、地元に戻った。子どもの頃はバスが結構走っていて、乗っている人も見かけた。みんな車の免許を取り、ほとんどの家庭で3台、4台の車を持つようになり、バスに乗らない人が増えて、便もだんだん少なくなった。通学の時間帯は走っているが、お昼の時間帯が走らなくなった。そうすると、今、乗りたい人が使えない。使いたいのだが、次のバスに1時間や1時間半も待たないと使えない。京都へ行くと市バスを使うが、長く待っても20~30分。乗り継ぎもいい。悪循環になっているのかなと思う。なんとかしてあげないと使えない。
・高島に移住して2年半。豊田市にいた。名鉄バスがすべて撤退し、豊田市が一本化してバスを運行している。安曇川南船木のバスは1時間に1本はある。朽木に行くとほとんど無い。他の地域では市バスではなく江若バス。一本化できる方法はないのだろうか。市バスは無いのだろうか。
・マキノは湖国バス。都市政策課で市バスの運行をしている。コミュニティバスで、江若バスが安曇川、高島、新旭で運行。マキノ方面を走る湖国バス。乗り合いタクシーもある。バスで採算が難しい地域は乗り合いタクシーを使っている。江若バスによる通常路線バスは2路線。朽木地域は市の直営で運転手も市職員。朽木で3路線。朽木に隣接する今津西部で1路線。全部でバス路線は27路線で運行している。1つの路線の1日の便数が7~12便。年間の全てのバス利用者は約40万人を少し越える。多いか少ないか・・・。40万人を27路線、365日、10便で割ると10人いかない。単純に考えると1回のバス利用者は10人いない。予約タクシーは実際に一人乗って動くのだが、単純な計算では一人も利用者がいない。これが現状。
・市のバスに乗ったことが無いので、バスのことが分からない。バスの料金によってどこまで採算とれているのか?採算が取れない場合は市の補助で補っていると思うが、この現状が続くとどこまで補助で続くのか?ずっと補助でやっていけるのか気になる。
・それは、補助でも続けて行った方がいいということか?いつまで続けていくのだろうということか?
・できれば、利用料でまかなうことができるといいと思う。
・今の220円のバス代で採算合うのか?
・市民の方がそれも含めて、どう考えておられるのかが聞きたいので、数字は出したいくないと思っていた。30年度の市から支出している補助金は2億5千万円程度。県を通じて、国からも補助があり4千400万~500万円程度。バスの補助額はだいたい3億円程度。利用料金は公共交通手段であり、理想的には利用料でいけることが一番いい。できるだけその辺も含めて、ずっと同じ路線で回っているわけではない。新たなショッピングセンターができ、路線の追加、企業が来ているところに乗客数増を求め路線を増やしたり。毎年ダイヤを見直している。一定の専門家、業者を含めた審議会があり検討をしている現状。
・小さなバスと大きなバスの違いは?
・経費面でも、大きなバスは維持するのに車検代、修繕代にお金がかかる。経費の絡みだと思う。
・普段思っているところを何点か。昼間、障がいのある方と高齢の方しか歩いてない。ほとんどの人が車。障がいのある方がなぜ歩いているのかというと、バスが使い辛いので歩くしかない。免許は取れない。バスには乗らないが近場は歩く。電車との連結は非常に悪いと思う。安曇川駅にバスでたどり着くと1分後に電車が出る。次の電車はというと1時間後。使いにくい。乗り合いタクシーは、1日に数本。在原など、これは使いにくい。値段はリーズナブルだが、誰が使うのだろうと思う。
・ほとんど生活に車を使っている。最初の出勤にバスを使ったことしかない。仕事帰りに使おうとしても、もうバスが無い。生活に合わない。ほとんど車を使って、悪循環になってしまっている。それが気になっている。
・妻が免許を持っていない。いつもバスを使っている。あまり遅いと迎えに行く。ぴったりはまってない。昔は5時や5時半で仕事終わっていたが、最近は残業も多く、遅くなる。バスは6時か7時で終わるのだろうか?堅田へ働きに行っていて、早く帰ってきて運がよいと7時。遅くなると8時半。遅いし暗いし、迎えに来てと言われる。障がいのある方が歌を歌うサークルに参加したいが、交通手段が無いので参加できないという声を聞いた。今のバスは時間なのか、場所なのか、なにかが悪いのか、よほど使いづらいのか?お金の計算が悪いのか?何の理由があるのだろうと考えた。
・29年間、高島市に住んでいるが、バスに一度も乗ったことがない。車も自転車もあるので暮せるが、いつバスに需要があるのかを調べたり、昼間は外から観光に来る人が使える時間帯を調べるなどが必要。昔に作ったダイヤスケジュールではなく、バスを使いたい人がどの時間帯にいるのか、もっと調べてから運行すると、もっと使えるのかなと、話を聞いていて思った。
・安曇川の江若バスは、プラントに止まるようになった。柔軟に対応されると思った。バス停の無いところでも乗り降りできると聞いた。
・路線によってできる路線もある。国道や旧国道など通行料の多いところでは危険なので、その路線は外している。
・ここに集まっている方はほとんどバスに乗らないかな?
・安曇川町中野に暮している。安曇川駅から車で約10分、5km程度。飲み会の時は車を家に置き、バスを使っているので月1回くらいバスに乗る。1回乗ると350円くらい。市に事前に申請すると補助があり200円で乗れるが、めんどうくさいので350円で乗っている。子どもが中1と高1。塾へ行ったり、クラブ活動、友達と遊びに行くのによく送れと言われる。バスに乗れと言って押し問答しているが、他の親はだいたい駅へ送って行っているようだ。
・飲み会で思い出した。飲み会に行こうやと誘われたときに、車をどうするという問題があり、安曇川南市なのだが、飲めないけど車で行こうかとなる。それでバスを使うといいのではと思った。バスというと、車に乗れない高齢者が使うと思っていたが、若者層にも利用を増やすやり方があるのではと思った。
・確かに、飲み会の時だけかな。こんなのがあったらいいなというのを。家の門口などに、ピンポンと押すインターホンがあり、押すとバスやタクシーが何分後に迎えに来てくれる。そんなことができるのか・・・、あれば障がい者や高齢者が出やすくなると思う。
・特にマキノの北の高齢者の方は、平和堂までの買い物にバスを使いたいと思っている。が、自宅の玄関からバス停までが歩けないという。必要なときに来ていただけて、利用できるのが理想。ニーズ調査をして、使いやすいように、田舎に育ったのでバスを使わず車を使うが、飲み会はバスを使うなど、若い人でも使い方を考えてはどうか。
・妻の実家が京都の宇治田原の山奥。もよりのバス停から徒歩20分。ピンポンと押してタクシーが来るのがいいという話しがあったが、バスの採算が取れなくなって、路線が長くなり、必要な燃料の価格が上がっている。ピンポンと押して近くのバス停や便利なバス停などに連れて行ってくれる仕組みがあり、そこでバスを使えることができるといいのにと思った。どっからどこまでを住民がするのか、どこまでを公共がニーズに応えることがいいのか、話し合うことができるといいと思った。
・AIの導入はないのか?免許返納者が続出するので、免許返納者の移動に、白タクなど普通の方の車を借り上げていくという取り組みはすでに始まっているところもある。市では無いのか?
・議会でも同じような質問を受けることもある。単に返納を促すだけではあかんとは認識している。今すぐどうする、こうするは・・・。バスの利用も理想は多くあるが、費用も発生する。誰に負担を求めるのか、今の料金体系でいいのか。4千万円越える額の補助金を国からもらっている。路線バスの利用者が減ると補助金交付しないといわれている。市としても路線バスは財源を確保して、路線バスでの運行する地域と、路線を短くすることで不利益が生じる方は市の直営でするなど工夫が必要。国の補助金が受けられるように。市の持ち出しが増えることになると・・・。考えていかなくてはいけないこと
バス交通については、参加者自身も多くの市民もバスに乗る習慣が無いことを改めて気づき、バスの運行や料金、利用者はどれくらいいるの?など、基礎情報を知るところから活動が始まりそうです。
「あなたの気になる地域行事」
<Aグループ>
・最近、琵琶湖周航の歌の100周年というのがあった。関係する人はすごく盛り上がった。実際の今津町のある市民会館でいろいろ催しをしたが、市民の方は知らん顔をというか、参加もできないし、僕らも何も参加できなかったのは、残念。高島市の今津というのは、こんんなところかと思われたのが残念。賑やかさがない。何かしらの市民の協力があってもよかったのではないか。高島市の名産をどこかで販売するとか、飲み物やお昼を提供するとか。
・琵琶湖周航の歌の朗読劇をやったが、最初から皆でやってこーぜ、というのがなかった。100年1回なのに結構冷めてるな。あの歌が生まれたのは、今津なのにそこまで思い入れがない。そもそも皆それを知っているのかな。もったいない。
・一応市民から声が上がっていたが、宣伝効果が少なかったのかな。実際の実行委員メンバーが大量にいたわけではなかった。
・新聞にも結構載っていた。市で企画されたとか、案とか何も無かったのか。
・実行委員会の市民の方が組織したが、皆忙しくて調整やコーディネートをなかなかやる人がいない。事務局機能に時間がとれない。観光課もこれはいかんということで関わるようになった経緯があるが、高島市があまりにも広くて、物理的に事務局をやる労力が取れない。そのままその日が来た。
・今月号の広報。花火大会がそれぞれの地区でやる。1週間おき。高島市全体の花火大会はない。秋の収穫祭もそれぞれの地域で独自でやる。高島来て不思議なのは、市全体で盛り上がるものはない。それぞれの地域でかかわっている人間は、それぞれ2カ所、3ヵ所まわる。琵琶湖周航100周年は今津の事業。それぞれの地域でやるだけの縛りをかけている。湖西道路の桜並木のボランティアをやっているが、去年まで桜祭りはフリー参加だったが、今年から縛りをかけて新旭町サクラ祭りになった。新旭の者以外は出店をすること相成らんと。もう1個関わっているところは、毎年バザーを出しているが、私今年やめた。自分らの地域のためだけにしかしないというのは、似合わないことだ。この閉鎖性がある限り、高島市ではどんなに議論したって進まない。共通のものが何もない。一緒に何々しようとか。琵琶湖周航歌は、今津の歌であって絶対朽木では歌わない。共通基盤がないところで議論したって、地域のところでしかまとまらない。
・高島で開催されている地域行事に高島市外からどれくらい来られているのか、知りたい。高島市はこういう地域行事があるから来てみて、高島市はこういう魅力があるんだということで住んでみようというきっかけになるかもしれない。外の人からも魅力に感じる地域行事を考えていきたい。
・年間5万人の方が高島市に来られていて、その1割の5,000人が泊まっていただいている。これからは特にインバウンド。海外旅行。中国、台湾、香港。そういうのにも力を入れている。地域の特産品。海外にも販路を見つけている。
・今津の合同庁舎ができるという所。その場所の今後の利用方法。そこでイベントしながら、花火を見て、付近で宿泊できるとか。そういうことを兼ねられる施設を作って、夏場の夏祭りでその場所を生かして高島市をアピールする。跡地の利用はどうするのか。
・跡地利用については決まっていません。今、検討過程の中。
・再生可能エネルギーとかオーガニックとかを推進するグループの事務局を何年かのんびりとやっている。地域とかに関係ない行事とか祭りとかだと、わりに外から来る。この高島っていう地域の特徴に魅力を持って、関心を持って来てくれる。そういうものがあったらいいのかな。高島市というのが外から見てどんなふうに魅力的に映っているのかなというイベントをするとか、別に祭りにこだわる必要はないと思うけれど、地域行事にするにしても、結構、今の地域行事がどんなふうなところがよくて、どんなふうなところが誇りに持つべきところなのかを、運営側が振り返ったことがあるのか。高島町が400周年。大溝の祭り。高島地域の大溝藩ができて400周年でもある。そういうことをそもそも皆さん知っているのか。そういうことも含めて、地域行事がなんでできているのかに立ちかえると、皆が1つになる理由があるのではないか。もともと大溝の祭りはよそから来た人、大溝藩の人は岐阜から来ている。よそもんが治めた土地。よそもんが治めた土地で内乱になったらまずいから、皆で1つになろうや、ということで祭りができた。もともと皆が1つになれるような仕組みができているはず、地域行事って。高島市民祭りとかいろいろあるけど。高島でできた行事だったら、当然そのはずだけれど、それで1つになれていないのは、本来はおかしい話。なんでそんなことになっているのかなというと、それができた理由をもともと知らないのではないか。
・昨日、関係人口の取り組みを研修してきた。ここの地域のこの部分に魅力を感じた他府県からの若者であったり、地元の若者が、関心ある人で集まろうよ、ここで何かをやろうよ、取り組んでいることが全国的に広がってきてて、高島にはその財産がたくさんある。それが市で1つにまとまらなければならないものか、疑問がある。1つにならなくても、それぞれ所のまた違った魅力がいっぱいあるのが、ええんやな。海津の力士祭りが今年できなかった。昨年の台風の被害、維持費などでお金がかかる。地元の皆さんは大変な苦労をされている。ずっと何百年も続けていくことの大切さとまた違う形で魅力を発見する新たな行事があってもいいのではないか。
・いろんな地域行事、それそれの地域がそれぞれの文化がある。そういった中で、個々に盛り上げようという有志の方が祭りを企画されることには、大変意義がある。受け入れないということはないと思う。高島市1つで何かやるとういうことに大きな意義があると思うけど、地域も広いですので、参加しやすい、寄りやすいということを考えると、地域ごとというのもありではないか。人それぞれ興味をもつところが違うので、いろんなテーマごとにいろんな催しがあって、興味あるところで参加していくというあり方もよいのではないか。
・沖縄と奄美に行く。オール沖縄とかいうけど地域特性がぜんぜん違う。一体感、一体的、そうであるべきというのはわかるけれど、具体的にどうするかというとよくわからない。どんどん共通するものを探していくと、一般化されて当たり前のことにになって、逆に自分との距離を感じる。マキノの自然と朽木の自然と今津の自然とは違う。輪を広げていくのは、すごく難しい。
・友達としゃべっていて、同時多発祭りみたいなのをしたいな、と友達が言ってた。6町村で全く同じ時間に祭りが始まって、全部3時に花火が上がるみたいな。全然違うことやっているけれど、なんとなく一体感が出るのではないか、という話。
・今、高島がすごいなと思うのは、他府県他地域から来た人も若い人がそういう発想を持っていること、まだ具体的な形にはなっていないけれど、そういう人がすごく増えてきたのが、すごく楽しみ。
・若い人とか高島に魅力を感じる人が集まってきている。琵琶湖周航の歌は時間切れというのがあったが、そのときに感じたのは、今までは市の担当が全部やれとか、特定の役の者が全部運営をしろという話から、地域外の人も一緒に事務局をやろうよとか、関心のある人は事務局運営に協力してくださいとかいうふうな流れになりかけていて、時間が足りなかった。そういう過渡期。もともと高島の市民の方は閉鎖的ではなくて外を受け入れる風潮はあるので、運営の手間が軽減される。そういうことも感じている。
<Bグループ>
・身の回りの暮らしで、地域社会が関わる行事について気になることを。心配ごとでもいいし、なんでもいい。
・地域行事というと祭りが思い浮かぶ。所属している青年団の新旭チャレンジクラブでは、夏祭りをさせてもらった。10人くらいでやっている。当日来てくださる方、協賛で援助してくれる企業の方、地域のつながりを持つことができ、地域のつながりを再確認出来る場所だと思う。地域や区でやっておられる祭りもできるだけやっていただきたいと思うが、みなさんの住んでいる地域で祭りの縮小や無くなる現状があったら教えてほしい。
・今津の松陽台で暮している。夏祭りがあり、ずっと継続されている。メインが踊り。高島踊り保存会が来てくれる。しかし、模擬店の方がメインになっていて、5時から売り始め、売り切れると人が帰ってしまう。踊りのときには誰もいないという悲しい状況。何が夏祭りか分からない。昔、何十年も前に、青年団をやっていた頃、各集落の踊り会に急に訪問して、みんなでさんざん踊って帰っていくという恒例行事があった。地区によっては踊りが無くなったということもある。
・この間、安曇川地域の祭りが中止になった。いまだに、各地で祭りをしているのはどうかというのはあるが、今日はマキノ、明日は高島である。それをどうにかしようと市民祭りというのもしてきたが。なかなか一つにならない。地域の思いがあるのだと思うが、それぞれにお金をもらっているが。安曇川の祭りが無くて、今津の1日の祭りには安曇川の人も割りと行っていた。一つの時期にすることでそこそこ人も集まるのではと思う。
・一本化というと、持ち回りでするイメージか?
・そんなやり方もある。今年は安曇川、来年は高島など回せる。行ったことの無いお祭りにも参加できる。なかなか他所に行かないので、行ける。何かいい方法が無いかと思う。
・盆踊りがすごく好き。あまり行かないが。花火より盆踊りの音が好き。いまだに、盆踊りを各地区へ制覇しに行ってる人を知っている。各区や地域で続いてくれるといいと思う。
・お祭りの一本化の話もあったが、好きで踊り歩いている人もおられる話もある。2日ほど前に、友人とそんな話をしていた。一本化したらいいのにな、という話も出ていたが、私は寂しく思う。近くにあることで行ける方もいる。安曇川である時に、今津、マキノの人がいけるかというと難しい。区長さんの思いで祭りが中止になったりすることがある。少子高齢化で若者が出て行く。お年寄りだけなので、祭りの中止が起こってくるのだと思う。地域の方から「そこを何とかしてもらえんか」と投げかけられたが、また一緒に考えましょうと答えた。そんな状況の地区もある。そのことによって、地域の方のつながりやきっかけづくりになり、大事にしていければと思っている。
・一本化の話について、青年団の話になるが、新旭、今津など、旧町村で活動していたのが、その形は残しつつ、高島市青年協議会というひとまとめにした団体を作っている。各町でイベントすると地域の人が集まる。市域で活動すると人が集まらない。一つにまとまってというより、旧町での結びつきが強いまま残っている。一体化した、祭りやイベントなど何かないかと思う。
・お祭りに限らず。高島市域の土台になるような祭りはあるか?
・朽木では夏祭りで花火がメインであった。交通整理や募金集めがたいへんで止めた。それをきっかけに集落で祭りを再開した。帰省客などで人口が2、3倍になる。盆踊りを復活させ、浴衣の着付け教室を美容師さんがして、などの活動を始めた。
・高島市に来て十数年。旧町体制は良くわからないが、各町のプライドがあり、一本化が難しいかもしれない。各町にある祭りがあると都合のよい日に行くことができる。また市でまとまって祭りがあるのもいいかもと思う。
・一本化して、地区対抗のリレーとかすると盛り上がると思う。
・オール高島で進めようというのは、いいことだと思う。若い頃から野球連盟に関わっていた。高島郡の頃、市民体育大会があった。かなりたくさん参加されていた。各地域の対抗意識が高かった。県大会も盛り上がっていた。安曇川でナイターリーグもしていた。6チームか7チームあった。各地域それぞれ同じくらいあった。市大会になったとたんに全部で5、6チームに減った。地域の中で先輩後輩のつながりで出ていたが、大きくなると自分くらい出なくても大丈夫と思のがある。なんでもいいからまとめるという良さと、そのために誰かやってくれるやろうという意識が生まれ、結果的に遠くなり、みんなで関わっていただものが、誰かが遠いところでやっているということになる。ものによるが、スポーツの場合は、参加者が減る。開会式でもチームから一人、二人しか来ない。旧町でしている時より少なくなっている。町でやっている時より市民大会の方が少なくなっている。という現象もある。
・パイが大きくなると、全体の活動が縮小してしまう。自分たちの年齢に当てはまると思うが、そもそも楽しみが少なかった。今の子たちは、機械(ゲーム機)もあり、全くバラバラ。それぞれめいめい、思い思いのことをしている。それぞれ楽しみを各個が持っていて、広がってしまったのが原因ではと感じている。
・全体で、地域とのつながりをと行っている世代と、個々を大事にと言っている若者世代とがある。地域は大事やと子どもたちに伝えながら、伝統的なお祭り。お神輿をかく人がいなかったり、地域に若者がいても仕事で断る風潮がある。寂しいなと思う。せっかく長年つながってきた伝統を次の世代につなげるのが大事だと思うが、どの部分で伝えるのか。難しいと思う。自分たちくらいがギリギリのラインなのかと思う。
・話しは戻るが、市民大会は今でもあるのか?自分は知らなかった。どこでしているのか?
・5月~7月初めに、各競技団体が、市民体育大会としてやっている。昔は郡対と言っていた。今は各町対抗にはなっていない。以前は、各町対抗になっていて、得点を競った。今、野球の場合は個々のチームで出場し、勝ったら県大会へ出る。そういう意味では各地域性は無くなった。
・松陽台はペーロン大会に3艇出ている。1つはレジェンドで60、70代のチーム。20代が1チーム、女性だけで1チーム。区の行事もイベントも、区長さんが熱いこともあり、慰労会は若い子も年寄りもごっちゃごちゃ。自治会館が満タンになり、子どもも年寄りも一緒くたに慰労会している。わーわー話しながらしている。あういう所はいいなと思う。若い子はだましてでも1回連れてくると、楽しさが分かり、それを繰り返して、それが広がって、最終的に若い子だけでも出るようになって。いいなと思う。
・自分の地域は若い子がいないのだが、なぜか夏祭りは昔無かったのに、今はある。お年寄りがほとんどだが、帰省の人や別荘の人が来て、若い人が来ている。今津の夏祭りは小中高生がいっぱい来ていた。若い人がいっぱいいるのはいいなと感じた。盆踊りも1時間くらい踊っていた。そういうのがあるとみんなが集まるというのがいい。自分の地域は模擬店があり、祭りを楽しみに帰ってくる人もいる。
・今日、マキノで交流会をするが、高校生が準備をしているバーベキュー会場。自分からやろうとするという子がいるのだと思う。そういう人を見つけて、応援するというのは大事だと思った。
・みなさんお祭り好きですね。青年団は、高島市域の組織で、いろんな所へ応援にいくのか?
・応援に行くのは、町単位で応援に行くことが多い。新旭と今津がメイン。高島市、高島町から応援してほしいという声は出てこない。自分たちも新旭、今津の町のことで手いっぱいということがある。市民大会で、旧町対抗が今は無いとのことだが、町の結びつきが強いのなら、町対抗にしたら、やろう!他の町にまけない!という一体感が出て、他の町とのつながりも出るかもとも思うが、どうかな。
地域行事については、各地域で実施される夏祭りやイベントの良さと市域で開催される一体感を感じられるようなイベントについて、そして市街の人を呼び込むような祭りやイベントについてなど、地域行事と言ってもさまざま視点があり、これかの活動でどんな目的で行われる地域行事をターゲットにしていくのか、改めて対話することから始める必要がありそうです。
6月に公募を行い、選考の結果、15名の委員のみなさんと2021年3月まで活動していきます。
将来の高島市をめざして、市民のできること、行政のできることなどを、現状を把握し、市民の目線で地域を調査し、その結果から検討していきます。
第3期のテーマは、
1.市内のバス交通のあり方
2.地域とのつながりを生み出すための地域行事
です。
第1回全体会議は、福井市長からごあいさついただきました。
持続可能な高島市の運営に市民の目線で意見を出してほしい。また、市全体で話し合い、一体感のあるまちづくりを進めていきたいとお話しされてました。
高島市まちづくり推進会議のめざしていることやスケジュールなどについて、ご説明しました。
説明資料はこちらからご覧いただけます(別ウインドウで開きます)
高島市まちづくり推進会議の運営には、持続可能な社会などに関する研究者の方にも運営に参加していただいてます。
琵琶湖環境科学研究センターの方、総合地球環境学研究所の方、大阪大学COデザインセンターの方、立命館大学政策科学部の方、大阪大学大学院工学研究科の方です。
会議の構成にアイデアを出していただいたり、市民が市の現状把握や市民の意識をアンケート調査などを行う上では、調査方法の提案や結果の分析などに力を発揮していただいてます。
第2期高島市まちづくり会議で進めていた将来社会像と実施した活動について研究者チームから説明していただきました。
説明資料はこちらからご覧いただけます(別ウインドウで開きます)
後半は、委員、高島市協働のまちづくり推進本部員、一般参加者などみんなで哲学対話を行いました。
テーマは、「高島市のバスの気になること」、「あなたの気になる地域行事」で対話をしました。
対話の内容です。
「高島市のバスの気になること」
<Aグループ>
・66歳になるが、われわれの年代は、利用にバスしかなかった。今は車社会。駅での送迎に、車で来られる。JRの近辺が薄暗い時に危険を感じる気持ちはわかるが、自分らが将来、運転免許証を返上した場合に備えて、バス・電車に頼るしかない。となると、今どうしたらいいかが問題。せめて、子どもの通勤通学は公共交通機関を使えるような状態にしていかないと、バスはなくなっていく。自分らの苦労を子ども達にもさせる。自分らが将来歩けなくなったり、車に乗れなくなった場合のことを考えて、子どもたちにも交通機関を使うような方法で、やれたらいい。ひと月の定期どこ乗っても1,000円とか。大人は乗れなくても。せめて子どもが乗っていくと、(私たちが)年齢行ったときにもバス利用ができる。
・バスに乗るのが苦手。どんどん料金が上がる。ICOCAが使えるようになって、小銭を用意する必要ななくなり、乗りやすくなった。
・引っ越してきて10年経つ。高島の駅まで歩いてバスに乗って帰る。当初は大型だった。巡回バスに乗っていろいろな所に行って勉強になったが、通勤や通学では不便。もっと小型にできるのでは、というのが頭にあった。使い勝手の悪さ、便数の少なさ。1日に3本。乗るかといったら、乗らない。頼る交通機関にならない。高島市は広域なので、極端な地域格差があるのではないか。あまりにも広すぎる。朽木と安曇川では大きな差がある。
・利用する時間帯の本数を増やす。高校生が高島高校や安曇川高校に行くとか、JRに乗って学校に行くとか、その時間帯を見込んだ運行。コンパクトで28人乗りで。料金がぽんぽん上がることなしに。大津市の子ども達は、夏休み期間どこ乗っても1000円。利用する1つの手法。
・バスのサイズについては、ポンチョという小型のバスが、ふるさと納税を活用しながら増えてきている。本数は少ないけれども、高校生の通学の時間帯とか、京都・大阪への新旭6時50分の新快速の時間に合う形で設定されている。それでもなかなか増えていかない。
・朽木の雲洞谷に住んでいる。小学校のときは朝昼晩しかバスがなかったが、今は増えている。昔よりなぜか便利になっている。時間も結構合っている。子どもたちが通学に使うくらいでしたら、その子どもも近所に小中高誰ももいないので、使っていないけれど、お年よりは診療所や平和堂に行く人がいる。うまく利用する人はしているけれど。もう少し予約制にするとか。
・市の江若バスに乗ったのは、はるか昔。高校のときに朽木野尻の友達のところに行って以来。バスに乗るのに勇気がいる。料金がいくらになるのか、気になる。一回の京都のバスに乗って一回料金を間違えて入れて怒られた。高齢の人とかに関わっていると移動手段が大変。自分で車運転できなくなったら、家の近くのバス停から乗って、袋が下げてあぁいうふうに行くんだな。それには、練習しとかんと乗れないな。高齢の人は乗り慣れていない人がたくさんいるのではないか。若い時から乗り慣れるとよい。
・今、220円。子どもは110円。大変安くなっている。
・バス停がぼろぼろ。時刻表が色あせていて不安になる。東北の方のバスでは、夏になるとクーラーボックスを置いていた。おじいちゃんとかおばあちゃんとかが、生鮮食品を入れられる。バスもライフスタイルに合った乗りやすい仕組みが作れるのではないか。
・子どもが京都まで学生が通う。雨の日は駅まで送る。近くにバス停がないし、囲いが無いし、ベンチすらない。雨で水しぶきがかかる。駅まで行ってしまおう。その辺の工夫を。湖西線、よく止まる。そのときにバスが出ない。もうちょっと待っとけとか、下手したら京都まで迎えに行く。せめて、近江舞子までとか電車が動く所までバスが出てくれるとありがたい。子どもは、そういう交通の不便さがあるから、大津や京都に住みたい、一人暮らししたいと言う。そうやって高島から出て行くのかな。
・バス停までの距離。京都で飲んで帰って、バスで家まで帰る。家の前にここで降ろしてくれと言えば、降ろしてくれる。ルール上、家の前で手を上げたら、バスは乗せてくれるルールになっている。県道や国道では無理だけれど、集落内の道路では、路線上なら乗り降りできるので、家の前でバスを止めさせている。その辺の周知が十分ではないのかな。
・白内障のために眼科に行った。瞳孔を開かされて2時間くらい運転できない。平和堂までバスを使うことができて助かった。病院高齢者の方多いのに、バスは1段に2段上がらないといけない。すっと上がれるもので。病院に行く人にとっては、その方が使い勝手がよいのではないか。
・ホームページとかでバスの乗り方が欲しい。YouTubeで動画があれば、ベター。お作法を学ぶ。バスはちょっと地域が違うとお作法が違う。
・免許を持っていなかった学生の時、バスしかなかった。両親が忙しくて迎えに来れなかったら、バスを使う。ただ、乗る距離があるので、バス酔いした。難路でくるくる回る。マイクロバス。安曇川とか今津とか平坦なところではないので。京都バスで出町柳行くのに乗ってみたい。
・バスのターゲットは学生と高齢者。高齢者がもっと使いやすい形がとれないかな。高齢者が、電話して来てもらえる、タクシーに近いバスの乗り方がもっと進めばいいかな。
<Bグループ>
・バスに運転手募集中!との掲示があり、バスの運転手はそんなに足りないのか?そんなに走っ
てないのに、そんなに人手不足なのか?
・京都では、観光公害という言葉が出ている。観光客が多くて住んでいる人がバスに乗れないことも生じていて不便になってきている。
・高島駅から畑の棚田までバスで移動したことがある。近江高島からバスは貸切状態だった。使っている人がいないことが言いたいことではなく、途中には何ヶ所もバス停があり、使う人がいたのでバス停が作られたと思うが、使う人がいなくなったのはどうしてだろうかと考える。
・田舎に住んでいる。地元で育ち、地元に戻った。子どもの頃はバスが結構走っていて、乗っている人も見かけた。みんな車の免許を取り、ほとんどの家庭で3台、4台の車を持つようになり、バスに乗らない人が増えて、便もだんだん少なくなった。通学の時間帯は走っているが、お昼の時間帯が走らなくなった。そうすると、今、乗りたい人が使えない。使いたいのだが、次のバスに1時間や1時間半も待たないと使えない。京都へ行くと市バスを使うが、長く待っても20~30分。乗り継ぎもいい。悪循環になっているのかなと思う。なんとかしてあげないと使えない。
・高島に移住して2年半。豊田市にいた。名鉄バスがすべて撤退し、豊田市が一本化してバスを運行している。安曇川南船木のバスは1時間に1本はある。朽木に行くとほとんど無い。他の地域では市バスではなく江若バス。一本化できる方法はないのだろうか。市バスは無いのだろうか。
・マキノは湖国バス。都市政策課で市バスの運行をしている。コミュニティバスで、江若バスが安曇川、高島、新旭で運行。マキノ方面を走る湖国バス。乗り合いタクシーもある。バスで採算が難しい地域は乗り合いタクシーを使っている。江若バスによる通常路線バスは2路線。朽木地域は市の直営で運転手も市職員。朽木で3路線。朽木に隣接する今津西部で1路線。全部でバス路線は27路線で運行している。1つの路線の1日の便数が7~12便。年間の全てのバス利用者は約40万人を少し越える。多いか少ないか・・・。40万人を27路線、365日、10便で割ると10人いかない。単純に考えると1回のバス利用者は10人いない。予約タクシーは実際に一人乗って動くのだが、単純な計算では一人も利用者がいない。これが現状。
・市のバスに乗ったことが無いので、バスのことが分からない。バスの料金によってどこまで採算とれているのか?採算が取れない場合は市の補助で補っていると思うが、この現状が続くとどこまで補助で続くのか?ずっと補助でやっていけるのか気になる。
・それは、補助でも続けて行った方がいいということか?いつまで続けていくのだろうということか?
・できれば、利用料でまかなうことができるといいと思う。
・今の220円のバス代で採算合うのか?
・市民の方がそれも含めて、どう考えておられるのかが聞きたいので、数字は出したいくないと思っていた。30年度の市から支出している補助金は2億5千万円程度。県を通じて、国からも補助があり4千400万~500万円程度。バスの補助額はだいたい3億円程度。利用料金は公共交通手段であり、理想的には利用料でいけることが一番いい。できるだけその辺も含めて、ずっと同じ路線で回っているわけではない。新たなショッピングセンターができ、路線の追加、企業が来ているところに乗客数増を求め路線を増やしたり。毎年ダイヤを見直している。一定の専門家、業者を含めた審議会があり検討をしている現状。
・小さなバスと大きなバスの違いは?
・経費面でも、大きなバスは維持するのに車検代、修繕代にお金がかかる。経費の絡みだと思う。
・普段思っているところを何点か。昼間、障がいのある方と高齢の方しか歩いてない。ほとんどの人が車。障がいのある方がなぜ歩いているのかというと、バスが使い辛いので歩くしかない。免許は取れない。バスには乗らないが近場は歩く。電車との連結は非常に悪いと思う。安曇川駅にバスでたどり着くと1分後に電車が出る。次の電車はというと1時間後。使いにくい。乗り合いタクシーは、1日に数本。在原など、これは使いにくい。値段はリーズナブルだが、誰が使うのだろうと思う。
・ほとんど生活に車を使っている。最初の出勤にバスを使ったことしかない。仕事帰りに使おうとしても、もうバスが無い。生活に合わない。ほとんど車を使って、悪循環になってしまっている。それが気になっている。
・妻が免許を持っていない。いつもバスを使っている。あまり遅いと迎えに行く。ぴったりはまってない。昔は5時や5時半で仕事終わっていたが、最近は残業も多く、遅くなる。バスは6時か7時で終わるのだろうか?堅田へ働きに行っていて、早く帰ってきて運がよいと7時。遅くなると8時半。遅いし暗いし、迎えに来てと言われる。障がいのある方が歌を歌うサークルに参加したいが、交通手段が無いので参加できないという声を聞いた。今のバスは時間なのか、場所なのか、なにかが悪いのか、よほど使いづらいのか?お金の計算が悪いのか?何の理由があるのだろうと考えた。
・29年間、高島市に住んでいるが、バスに一度も乗ったことがない。車も自転車もあるので暮せるが、いつバスに需要があるのかを調べたり、昼間は外から観光に来る人が使える時間帯を調べるなどが必要。昔に作ったダイヤスケジュールではなく、バスを使いたい人がどの時間帯にいるのか、もっと調べてから運行すると、もっと使えるのかなと、話を聞いていて思った。
・安曇川の江若バスは、プラントに止まるようになった。柔軟に対応されると思った。バス停の無いところでも乗り降りできると聞いた。
・路線によってできる路線もある。国道や旧国道など通行料の多いところでは危険なので、その路線は外している。
・ここに集まっている方はほとんどバスに乗らないかな?
・安曇川町中野に暮している。安曇川駅から車で約10分、5km程度。飲み会の時は車を家に置き、バスを使っているので月1回くらいバスに乗る。1回乗ると350円くらい。市に事前に申請すると補助があり200円で乗れるが、めんどうくさいので350円で乗っている。子どもが中1と高1。塾へ行ったり、クラブ活動、友達と遊びに行くのによく送れと言われる。バスに乗れと言って押し問答しているが、他の親はだいたい駅へ送って行っているようだ。
・飲み会で思い出した。飲み会に行こうやと誘われたときに、車をどうするという問題があり、安曇川南市なのだが、飲めないけど車で行こうかとなる。それでバスを使うといいのではと思った。バスというと、車に乗れない高齢者が使うと思っていたが、若者層にも利用を増やすやり方があるのではと思った。
・確かに、飲み会の時だけかな。こんなのがあったらいいなというのを。家の門口などに、ピンポンと押すインターホンがあり、押すとバスやタクシーが何分後に迎えに来てくれる。そんなことができるのか・・・、あれば障がい者や高齢者が出やすくなると思う。
・特にマキノの北の高齢者の方は、平和堂までの買い物にバスを使いたいと思っている。が、自宅の玄関からバス停までが歩けないという。必要なときに来ていただけて、利用できるのが理想。ニーズ調査をして、使いやすいように、田舎に育ったのでバスを使わず車を使うが、飲み会はバスを使うなど、若い人でも使い方を考えてはどうか。
・妻の実家が京都の宇治田原の山奥。もよりのバス停から徒歩20分。ピンポンと押してタクシーが来るのがいいという話しがあったが、バスの採算が取れなくなって、路線が長くなり、必要な燃料の価格が上がっている。ピンポンと押して近くのバス停や便利なバス停などに連れて行ってくれる仕組みがあり、そこでバスを使えることができるといいのにと思った。どっからどこまでを住民がするのか、どこまでを公共がニーズに応えることがいいのか、話し合うことができるといいと思った。
・AIの導入はないのか?免許返納者が続出するので、免許返納者の移動に、白タクなど普通の方の車を借り上げていくという取り組みはすでに始まっているところもある。市では無いのか?
・議会でも同じような質問を受けることもある。単に返納を促すだけではあかんとは認識している。今すぐどうする、こうするは・・・。バスの利用も理想は多くあるが、費用も発生する。誰に負担を求めるのか、今の料金体系でいいのか。4千万円越える額の補助金を国からもらっている。路線バスの利用者が減ると補助金交付しないといわれている。市としても路線バスは財源を確保して、路線バスでの運行する地域と、路線を短くすることで不利益が生じる方は市の直営でするなど工夫が必要。国の補助金が受けられるように。市の持ち出しが増えることになると・・・。考えていかなくてはいけないこと
バス交通については、参加者自身も多くの市民もバスに乗る習慣が無いことを改めて気づき、バスの運行や料金、利用者はどれくらいいるの?など、基礎情報を知るところから活動が始まりそうです。
「あなたの気になる地域行事」
<Aグループ>
・最近、琵琶湖周航の歌の100周年というのがあった。関係する人はすごく盛り上がった。実際の今津町のある市民会館でいろいろ催しをしたが、市民の方は知らん顔をというか、参加もできないし、僕らも何も参加できなかったのは、残念。高島市の今津というのは、こんんなところかと思われたのが残念。賑やかさがない。何かしらの市民の協力があってもよかったのではないか。高島市の名産をどこかで販売するとか、飲み物やお昼を提供するとか。
・琵琶湖周航の歌の朗読劇をやったが、最初から皆でやってこーぜ、というのがなかった。100年1回なのに結構冷めてるな。あの歌が生まれたのは、今津なのにそこまで思い入れがない。そもそも皆それを知っているのかな。もったいない。
・一応市民から声が上がっていたが、宣伝効果が少なかったのかな。実際の実行委員メンバーが大量にいたわけではなかった。
・新聞にも結構載っていた。市で企画されたとか、案とか何も無かったのか。
・実行委員会の市民の方が組織したが、皆忙しくて調整やコーディネートをなかなかやる人がいない。事務局機能に時間がとれない。観光課もこれはいかんということで関わるようになった経緯があるが、高島市があまりにも広くて、物理的に事務局をやる労力が取れない。そのままその日が来た。
・今月号の広報。花火大会がそれぞれの地区でやる。1週間おき。高島市全体の花火大会はない。秋の収穫祭もそれぞれの地域で独自でやる。高島来て不思議なのは、市全体で盛り上がるものはない。それぞれの地域でかかわっている人間は、それぞれ2カ所、3ヵ所まわる。琵琶湖周航100周年は今津の事業。それぞれの地域でやるだけの縛りをかけている。湖西道路の桜並木のボランティアをやっているが、去年まで桜祭りはフリー参加だったが、今年から縛りをかけて新旭町サクラ祭りになった。新旭の者以外は出店をすること相成らんと。もう1個関わっているところは、毎年バザーを出しているが、私今年やめた。自分らの地域のためだけにしかしないというのは、似合わないことだ。この閉鎖性がある限り、高島市ではどんなに議論したって進まない。共通のものが何もない。一緒に何々しようとか。琵琶湖周航歌は、今津の歌であって絶対朽木では歌わない。共通基盤がないところで議論したって、地域のところでしかまとまらない。
・高島で開催されている地域行事に高島市外からどれくらい来られているのか、知りたい。高島市はこういう地域行事があるから来てみて、高島市はこういう魅力があるんだということで住んでみようというきっかけになるかもしれない。外の人からも魅力に感じる地域行事を考えていきたい。
・年間5万人の方が高島市に来られていて、その1割の5,000人が泊まっていただいている。これからは特にインバウンド。海外旅行。中国、台湾、香港。そういうのにも力を入れている。地域の特産品。海外にも販路を見つけている。
・今津の合同庁舎ができるという所。その場所の今後の利用方法。そこでイベントしながら、花火を見て、付近で宿泊できるとか。そういうことを兼ねられる施設を作って、夏場の夏祭りでその場所を生かして高島市をアピールする。跡地の利用はどうするのか。
・跡地利用については決まっていません。今、検討過程の中。
・再生可能エネルギーとかオーガニックとかを推進するグループの事務局を何年かのんびりとやっている。地域とかに関係ない行事とか祭りとかだと、わりに外から来る。この高島っていう地域の特徴に魅力を持って、関心を持って来てくれる。そういうものがあったらいいのかな。高島市というのが外から見てどんなふうに魅力的に映っているのかなというイベントをするとか、別に祭りにこだわる必要はないと思うけれど、地域行事にするにしても、結構、今の地域行事がどんなふうなところがよくて、どんなふうなところが誇りに持つべきところなのかを、運営側が振り返ったことがあるのか。高島町が400周年。大溝の祭り。高島地域の大溝藩ができて400周年でもある。そういうことをそもそも皆さん知っているのか。そういうことも含めて、地域行事がなんでできているのかに立ちかえると、皆が1つになる理由があるのではないか。もともと大溝の祭りはよそから来た人、大溝藩の人は岐阜から来ている。よそもんが治めた土地。よそもんが治めた土地で内乱になったらまずいから、皆で1つになろうや、ということで祭りができた。もともと皆が1つになれるような仕組みができているはず、地域行事って。高島市民祭りとかいろいろあるけど。高島でできた行事だったら、当然そのはずだけれど、それで1つになれていないのは、本来はおかしい話。なんでそんなことになっているのかなというと、それができた理由をもともと知らないのではないか。
・昨日、関係人口の取り組みを研修してきた。ここの地域のこの部分に魅力を感じた他府県からの若者であったり、地元の若者が、関心ある人で集まろうよ、ここで何かをやろうよ、取り組んでいることが全国的に広がってきてて、高島にはその財産がたくさんある。それが市で1つにまとまらなければならないものか、疑問がある。1つにならなくても、それぞれ所のまた違った魅力がいっぱいあるのが、ええんやな。海津の力士祭りが今年できなかった。昨年の台風の被害、維持費などでお金がかかる。地元の皆さんは大変な苦労をされている。ずっと何百年も続けていくことの大切さとまた違う形で魅力を発見する新たな行事があってもいいのではないか。
・いろんな地域行事、それそれの地域がそれぞれの文化がある。そういった中で、個々に盛り上げようという有志の方が祭りを企画されることには、大変意義がある。受け入れないということはないと思う。高島市1つで何かやるとういうことに大きな意義があると思うけど、地域も広いですので、参加しやすい、寄りやすいということを考えると、地域ごとというのもありではないか。人それぞれ興味をもつところが違うので、いろんなテーマごとにいろんな催しがあって、興味あるところで参加していくというあり方もよいのではないか。
・沖縄と奄美に行く。オール沖縄とかいうけど地域特性がぜんぜん違う。一体感、一体的、そうであるべきというのはわかるけれど、具体的にどうするかというとよくわからない。どんどん共通するものを探していくと、一般化されて当たり前のことにになって、逆に自分との距離を感じる。マキノの自然と朽木の自然と今津の自然とは違う。輪を広げていくのは、すごく難しい。
・友達としゃべっていて、同時多発祭りみたいなのをしたいな、と友達が言ってた。6町村で全く同じ時間に祭りが始まって、全部3時に花火が上がるみたいな。全然違うことやっているけれど、なんとなく一体感が出るのではないか、という話。
・今、高島がすごいなと思うのは、他府県他地域から来た人も若い人がそういう発想を持っていること、まだ具体的な形にはなっていないけれど、そういう人がすごく増えてきたのが、すごく楽しみ。
・若い人とか高島に魅力を感じる人が集まってきている。琵琶湖周航の歌は時間切れというのがあったが、そのときに感じたのは、今までは市の担当が全部やれとか、特定の役の者が全部運営をしろという話から、地域外の人も一緒に事務局をやろうよとか、関心のある人は事務局運営に協力してくださいとかいうふうな流れになりかけていて、時間が足りなかった。そういう過渡期。もともと高島の市民の方は閉鎖的ではなくて外を受け入れる風潮はあるので、運営の手間が軽減される。そういうことも感じている。
<Bグループ>
・身の回りの暮らしで、地域社会が関わる行事について気になることを。心配ごとでもいいし、なんでもいい。
・地域行事というと祭りが思い浮かぶ。所属している青年団の新旭チャレンジクラブでは、夏祭りをさせてもらった。10人くらいでやっている。当日来てくださる方、協賛で援助してくれる企業の方、地域のつながりを持つことができ、地域のつながりを再確認出来る場所だと思う。地域や区でやっておられる祭りもできるだけやっていただきたいと思うが、みなさんの住んでいる地域で祭りの縮小や無くなる現状があったら教えてほしい。
・今津の松陽台で暮している。夏祭りがあり、ずっと継続されている。メインが踊り。高島踊り保存会が来てくれる。しかし、模擬店の方がメインになっていて、5時から売り始め、売り切れると人が帰ってしまう。踊りのときには誰もいないという悲しい状況。何が夏祭りか分からない。昔、何十年も前に、青年団をやっていた頃、各集落の踊り会に急に訪問して、みんなでさんざん踊って帰っていくという恒例行事があった。地区によっては踊りが無くなったということもある。
・この間、安曇川地域の祭りが中止になった。いまだに、各地で祭りをしているのはどうかというのはあるが、今日はマキノ、明日は高島である。それをどうにかしようと市民祭りというのもしてきたが。なかなか一つにならない。地域の思いがあるのだと思うが、それぞれにお金をもらっているが。安曇川の祭りが無くて、今津の1日の祭りには安曇川の人も割りと行っていた。一つの時期にすることでそこそこ人も集まるのではと思う。
・一本化というと、持ち回りでするイメージか?
・そんなやり方もある。今年は安曇川、来年は高島など回せる。行ったことの無いお祭りにも参加できる。なかなか他所に行かないので、行ける。何かいい方法が無いかと思う。
・盆踊りがすごく好き。あまり行かないが。花火より盆踊りの音が好き。いまだに、盆踊りを各地区へ制覇しに行ってる人を知っている。各区や地域で続いてくれるといいと思う。
・お祭りの一本化の話もあったが、好きで踊り歩いている人もおられる話もある。2日ほど前に、友人とそんな話をしていた。一本化したらいいのにな、という話も出ていたが、私は寂しく思う。近くにあることで行ける方もいる。安曇川である時に、今津、マキノの人がいけるかというと難しい。区長さんの思いで祭りが中止になったりすることがある。少子高齢化で若者が出て行く。お年寄りだけなので、祭りの中止が起こってくるのだと思う。地域の方から「そこを何とかしてもらえんか」と投げかけられたが、また一緒に考えましょうと答えた。そんな状況の地区もある。そのことによって、地域の方のつながりやきっかけづくりになり、大事にしていければと思っている。
・一本化の話について、青年団の話になるが、新旭、今津など、旧町村で活動していたのが、その形は残しつつ、高島市青年協議会というひとまとめにした団体を作っている。各町でイベントすると地域の人が集まる。市域で活動すると人が集まらない。一つにまとまってというより、旧町での結びつきが強いまま残っている。一体化した、祭りやイベントなど何かないかと思う。
・お祭りに限らず。高島市域の土台になるような祭りはあるか?
・朽木では夏祭りで花火がメインであった。交通整理や募金集めがたいへんで止めた。それをきっかけに集落で祭りを再開した。帰省客などで人口が2、3倍になる。盆踊りを復活させ、浴衣の着付け教室を美容師さんがして、などの活動を始めた。
・高島市に来て十数年。旧町体制は良くわからないが、各町のプライドがあり、一本化が難しいかもしれない。各町にある祭りがあると都合のよい日に行くことができる。また市でまとまって祭りがあるのもいいかもと思う。
・一本化して、地区対抗のリレーとかすると盛り上がると思う。
・オール高島で進めようというのは、いいことだと思う。若い頃から野球連盟に関わっていた。高島郡の頃、市民体育大会があった。かなりたくさん参加されていた。各地域の対抗意識が高かった。県大会も盛り上がっていた。安曇川でナイターリーグもしていた。6チームか7チームあった。各地域それぞれ同じくらいあった。市大会になったとたんに全部で5、6チームに減った。地域の中で先輩後輩のつながりで出ていたが、大きくなると自分くらい出なくても大丈夫と思のがある。なんでもいいからまとめるという良さと、そのために誰かやってくれるやろうという意識が生まれ、結果的に遠くなり、みんなで関わっていただものが、誰かが遠いところでやっているということになる。ものによるが、スポーツの場合は、参加者が減る。開会式でもチームから一人、二人しか来ない。旧町でしている時より少なくなっている。町でやっている時より市民大会の方が少なくなっている。という現象もある。
・パイが大きくなると、全体の活動が縮小してしまう。自分たちの年齢に当てはまると思うが、そもそも楽しみが少なかった。今の子たちは、機械(ゲーム機)もあり、全くバラバラ。それぞれめいめい、思い思いのことをしている。それぞれ楽しみを各個が持っていて、広がってしまったのが原因ではと感じている。
・全体で、地域とのつながりをと行っている世代と、個々を大事にと言っている若者世代とがある。地域は大事やと子どもたちに伝えながら、伝統的なお祭り。お神輿をかく人がいなかったり、地域に若者がいても仕事で断る風潮がある。寂しいなと思う。せっかく長年つながってきた伝統を次の世代につなげるのが大事だと思うが、どの部分で伝えるのか。難しいと思う。自分たちくらいがギリギリのラインなのかと思う。
・話しは戻るが、市民大会は今でもあるのか?自分は知らなかった。どこでしているのか?
・5月~7月初めに、各競技団体が、市民体育大会としてやっている。昔は郡対と言っていた。今は各町対抗にはなっていない。以前は、各町対抗になっていて、得点を競った。今、野球の場合は個々のチームで出場し、勝ったら県大会へ出る。そういう意味では各地域性は無くなった。
・松陽台はペーロン大会に3艇出ている。1つはレジェンドで60、70代のチーム。20代が1チーム、女性だけで1チーム。区の行事もイベントも、区長さんが熱いこともあり、慰労会は若い子も年寄りもごっちゃごちゃ。自治会館が満タンになり、子どもも年寄りも一緒くたに慰労会している。わーわー話しながらしている。あういう所はいいなと思う。若い子はだましてでも1回連れてくると、楽しさが分かり、それを繰り返して、それが広がって、最終的に若い子だけでも出るようになって。いいなと思う。
・自分の地域は若い子がいないのだが、なぜか夏祭りは昔無かったのに、今はある。お年寄りがほとんどだが、帰省の人や別荘の人が来て、若い人が来ている。今津の夏祭りは小中高生がいっぱい来ていた。若い人がいっぱいいるのはいいなと感じた。盆踊りも1時間くらい踊っていた。そういうのがあるとみんなが集まるというのがいい。自分の地域は模擬店があり、祭りを楽しみに帰ってくる人もいる。
・今日、マキノで交流会をするが、高校生が準備をしているバーベキュー会場。自分からやろうとするという子がいるのだと思う。そういう人を見つけて、応援するというのは大事だと思った。
・みなさんお祭り好きですね。青年団は、高島市域の組織で、いろんな所へ応援にいくのか?
・応援に行くのは、町単位で応援に行くことが多い。新旭と今津がメイン。高島市、高島町から応援してほしいという声は出てこない。自分たちも新旭、今津の町のことで手いっぱいということがある。市民大会で、旧町対抗が今は無いとのことだが、町の結びつきが強いのなら、町対抗にしたら、やろう!他の町にまけない!という一体感が出て、他の町とのつながりも出るかもとも思うが、どうかな。
地域行事については、各地域で実施される夏祭りやイベントの良さと市域で開催される一体感を感じられるようなイベントについて、そして市街の人を呼び込むような祭りやイベントについてなど、地域行事と言ってもさまざま視点があり、これかの活動でどんな目的で行われる地域行事をターゲットにしていくのか、改めて対話することから始める必要がありそうです。
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