【3/25(水)、3/29(日)】NPO向け決算講座 複式簿記の入門と信頼される決算書
2015年03月13日
NPO向け決算講座
複式簿記の入門と信頼される決算書
複式簿記の入門と信頼される決算書


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ついに!決算時期が近づいてきました。
今回の講座では、日常の処理から決算書の作成までの一連の流れを、エクセル使用を想定した演習に取り組みながら、分かりやすく学んでいきます。
ぜひ、みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください。
米原会場
日時 3月25日(水)13:30~16:30
会場 米原市米原公民館 研修室2AB
アクセスはこちら(別ウインドウで開きます)
草津会場
日時 3月29日(日)13:30~16:30
会場 草津市立まちづくりセンター 301会議室
アクセスはこちら(別ウインドウで開きます)
講師 横井昭次さん
税理士 淡海ネットワークセンターの顧問税理士として、NPO団体の会計・税務に関する相談業務をサポート
対象 NPO法人、任意団体の方
定員 各会場40名 ※先着順
参加費 無料
持ち物 電卓、筆記用具
申込・問い合わせ先
淡海ネットワークセンター
TEL 077-524-8440
FAX 077-524-8442
HP http://www.ohmi-net.com/
Posted by たかしま市民協働交流センター at
18:40
│市民活動情報(滋賀県)
【4/9~4/30】高島市まかせてサポーター養成講座
2015年03月11日
第9回高島市まかせてサポーター養成講座
住みやすい地域にしましょう
住みやすい地域にしましょう


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まかせてサポーターってなに?
有償ボランティアとして、高齢者やちょっと困っておられる方の掃除やご飯つくり、買い物などをお手伝いできる存在です。
たとえば・・・ 子育て中の現役ママ・パパも!
サポーターになるメリット
○時間を有意義に使えます。
○知識が親の介護に活かせます。
○地域とつながりができます。
興味があれば・・・男性の方も大歓迎!
サポーターになるメリット
○草刈や雪かきなど活躍できる場があります。
○年齢関係なく活動ができます。
もちろん・・・子育てが一段落した方も!
サポーターになるメリット
○知識がご自信にも活かせます。
○生活に活力が生まれます。
○受講後、サポーター活動に参加することで、社会に出る機会が得られます。
スケジュール
4月9日(木)9:45~11:45
①介護保険について 認知症サポーター養成講座
4月16日(木)9:45~11:45
②やさしく学べる傾聴の心得
4月23日(木)9:45~11:45
③人権とサポーターの心得
4月30日(木)9:45~11:45
④高齢者によく起こる事故や対応策
会場 高島市観光物産プラザ(高島市新旭町1丁目10-1)
アクセスはこちら
定員 20名
参加料 無料
申込締切 各講座の3日前まで
申込・問い合わせ先
NPO法人元気な仲間 たすけあい高島
高島市新旭町旭1-8-5 エスパ内
TEL 0740-33-7805
FAX 0740-33-7806
E-mail tasukeai@npo-genki.com
Posted by たかしま市民協働交流センター at
13:53
│市民活動情報(高島)
今津山上会 会員募集
2015年03月11日
今津山上会 会員募集

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☆山歩きを始めた方(初心者歓迎)
☆山が好き、自然が好き、人も好きな方
☆高島の山を知り尽くしたい方
活動内容
会員は元山ガール8人を含め35名です。
「安全に 楽しく」をモットーに地元の山を中心に月2回程度例会を開き、登山道の整備や古道の復活、山歩きを楽しんでいます。また近郊の山の日帰り登山、個人山行など随時実施しています。
まずは、お試しに例会に参加しませんか。
会費 3,000円(例会参加時のスポーツ保険代含)
お問い合わせ・お申込
今津山上会(琵琶湖周航の歌資料館)
TEL&FAX 0740-22-2108
Posted by たかしま市民協働交流センター at
13:06
│市民活動情報(高島)
【3/8(日)】今津ザゼンソウまつり
2015年03月03日
JRふれあいハイキング2015 今津ザゼンソウまつり
~ザゼンソウの不思議探究~
ザゼンソウウォーク&学びの集い
日 時: 平成27年3月8日(日)※雨天決行
受 付: 9:00~働く女性の家
(JRでお越しの方は9:10 JR近江今津駅に集合)
(直接会場に来られても構いません)
参加料: 800円(資料・保険・ガイド代 500円、ザゼンソウ協力金 300円)
学びの集いのみご参加の場合 200円
内 容:
ザゼンソウ学びの集い(9:40~11:10)
岩手大学農学部の寒冷バイオシステムセンターから伊藤菊一教授を
お招きして、ザゼンソウの不思議・魅力について語っていただきます。
ザゼンソウウォーク
学びの集いで知識を得た後、ザゼンソウ群生地へ。
お昼には温か~い豚汁付きのお弁当(別途1000円・要予約)を食べ、
帰路は地元ガイドの案内で3つの登録有形文化財が並ぶヴォーリズ通り、
昔の面影が残る浜通り、「琵琶湖周航の歌資料館」などをご案内します。
参加の際は、参加申込書にご記入の上、FAXでお申し込みください。
FAX: 0740-33-7155 今津ザゼンソウまつり実行委員会
◎この事業は、一部「高島市今津地域魅力ある地域づくり事業」の補助を受けて実施しています。

~ザゼンソウの不思議探究~
ザゼンソウウォーク&学びの集い
日 時: 平成27年3月8日(日)※雨天決行
受 付: 9:00~働く女性の家
(JRでお越しの方は9:10 JR近江今津駅に集合)
(直接会場に来られても構いません)
参加料: 800円(資料・保険・ガイド代 500円、ザゼンソウ協力金 300円)
学びの集いのみご参加の場合 200円
内 容:
ザゼンソウ学びの集い(9:40~11:10)
岩手大学農学部の寒冷バイオシステムセンターから伊藤菊一教授を
お招きして、ザゼンソウの不思議・魅力について語っていただきます。
ザゼンソウウォーク
学びの集いで知識を得た後、ザゼンソウ群生地へ。
お昼には温か~い豚汁付きのお弁当(別途1000円・要予約)を食べ、
帰路は地元ガイドの案内で3つの登録有形文化財が並ぶヴォーリズ通り、
昔の面影が残る浜通り、「琵琶湖周航の歌資料館」などをご案内します。
参加の際は、参加申込書にご記入の上、FAXでお申し込みください。
FAX: 0740-33-7155 今津ザゼンソウまつり実行委員会
◎この事業は、一部「高島市今津地域魅力ある地域づくり事業」の補助を受けて実施しています。


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16:57
│市民活動情報(高島)
平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 視察研修報告
2015年03月03日
平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 視察研修報告

2月7日は、三重県多気郡多気町で、地域資源を活かしたビジネスで
地域の元気と魅力を高めている方々のところへ
「平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 視察研修
~地域の資源を活かし、地域の元気と魅力を次世代へつなぐまちに学ぶ~」として、
下記のところへ、訪問してきました。
視察案内は、こちらからご覧いただけます。
水土里ネット立梅用水(立梅用水型小水力発電プロジェクト)
およそ200年前、櫛田川をせきとめ、全長30kmにもおよぶ農業用水(立梅用水)が作られました。
200年間守り続けてきた立梅用水は、今、新たな役割を担うことになります。
農村地域活性や6次産業促進を図るために必要な電力エネルギーを生む「地産地消型エネルギー」生産の場として、市民、行政、産業、大学の協働プロジェクト調査が始まりました。小水力発電がきっかけでみんなが笑顔で活力ある地域に!電力だけでなく、電力を利用する人たちを結ぶ地域ネットワークづくりに!と、地域を見直し、地域の宝ものに気づき、過去と未来、人と人、人と自然がつながる町づくりをめざしています。
(立梅用水型小水力発電プロジェクトにおける調査より)
農業法人せいわの里まめや(農村料理レストラン)
「農村文化を次の世代に伝えたい」という想いのもと、平成15年に設立。農産物だけでなく、野山の緑、土の感触、風の心地よさ、人と人のつながりなど、せいわの里を包むすべてのものが、農村らしい魅力を生み出す大切な資源。そんな地域の資源を活かしながら、大切なふるさとを元気に輝いたかたちで次の世代につなげたいと、活動している。
お年寄りは、自給自足の中から物づくりの技術をたくさん持った知恵袋。この知恵袋から豊かな資源(原料、技術)を引き継ぎ、次の世代に伝えられるよう、35人で出資し、「農業法人せいわの里」を設立。「せいわの里」で必要な原材料の全てを村内の農地で栽培し供給する体制を整え、農地の有効利用、農業の新しい方向を共につくり上げることを目指す。また、安心安全な食材の提供と雇用の場の確保につながっている。(せいわの里まめやのホームページより抜粋)
◆多気郡多気町の基礎データ
※()内は、高島市内で同規模の今津町の数字。【2015年1月現在】
◆人口・世帯数[2014年12月31日現在]
人口15,228人(12,220人) 世帯5,533世帯(4,967世帯)
男性7,414人(6,044人) 女性7,814人(6,176人)
◆面積 103.17 km²(122.74km²)
◆町名の由来(Wikipedia より抜粋)
郡名の「多気」を採用したものである。「多気」の語源には以下のような説がある。
竹が生育する地域であったことから、「竹郡」と命名され、後世に「多気」(たけ)の字が当てられ、更に読みが「たき」に変化した。
古語の「多木」(たき、食物の多くできる土地の意)に由来する。
動詞「たぎる」(勢いよく流れる、水が湧き出す)に由来する。
◆農業(Wikipedia より抜粋)
カキ(柿)の生産量は三重県内では1位である。ミカン・モモも栽培される。
伊勢茶・松阪牛の産地の一つ。
伊勢いもの発祥の地。
◆森林率
57.4%【地域面積10,317ha 森林面積5,923ha】
(76.4%【地域面積12,274ha 森林面積9,379ha】)
◆有名企業など(今回は訪れませんが、参考までに)
●万協製薬株式会社
1960年に外用薬の製造工場として神戸市にて設立。阪神大震災によって神戸工場が全壊した後、同年11月に現在地に本社工場を移転し、以来、外用剤の設備導入並びに工場増築を続け、売上50倍にまで急成長。
●高校生レストラン「まごの店」
まごの店は2002年10月、五桂池ふるさと村「おばあちゃんの店(農産物直営施設)」の食材を利用した、相可高校食物調理科生徒が運営する調理実習施設としてオープン。この実習施設は相可高校・ふるさと村・多気町(産・官・学)が協働して実現したもので、開店以来“生徒たちのきびきびとした元気な姿”や“美味しいうどん”などが話題を呼び、ふるさと村への入場者数の増加とともに「おばあちゃんの店」の売り上げアップなど波及効果も大きく、地域の活性化につながっている。
=====================
当日参加者は、視察先の受け入れ人数の関係もあり、スタッフも含め、27名。


今津東コミュニティセンター前を、7時45分に出発して
11時に最初の訪問先である水土里ネット立梅用水に到着しました。
<

ここでは、立梅用水型小水力発電プロジェクトをすすめる元丈の里 ゆめ工房の
深田さんにお話を伺いました。
現在、ちょうど新しく据え付け予定の2号機のため、初号実験機が取り外してありました。
発電機の名前は「彦電」と名付けられており、その謂れをお聞きすると
地域の人びとに親しみをもってもらうため、立梅用水創設者である「西村彦左衛門」の
「彦」の字を取って「彦電…HIKODEN」と名付けたそうです。
発電量は200W(最大400W)で、売電ではなく、地域の電気として活用しておられます。
地域農産物の加工品販売なども、無理のない程度にがんばっておられますが
コミュニティ・ビジネスとしては、まだまだ難しいという印象でした。




しかしながら、この立梅用水がある波多瀬地区の地域全体としては、
地域住民が地域課題の解決に向け、何とかしようという意識があるように思え、
高島市としても見習うべきところは多くあるのではないかと感じました。


立梅用水は、平成26年に世界「かんがい施設遺産」にも登録され、
地域を挙げて、様々な試みにも取り組んでおられました。
◆多気町役場が作る動画
================================


続いて、「農村文化を次の世代に伝えたい」という想いのもと、
平成15年に農業法人を設立、レストランや体験教室、加工品の販売を通じて、
農業の活性化につなげ、農村の魅力を広く伝える活動を行っている
せいわの里 まめやさんを訪れました。




まず、まめやさんの農村料理バイキングを食べたのですが、
地元の旬の食材と大豆をふんだんにつかったお料理の数々優しくて、ほっとする味で、
本当においしくいただきました。
お店は、本当に田舎の田んぼの真ん中にぽつんと立っているのですが、
平日でも市内外から約100名のお客さんが来られるそうです。
この日は土曜日でしたが、すでに駐車場もいっぱい。
その人気ぶりがそれだけでもうかがえました。

そして昼食の後は、「せいわの里 まめや」代表取締役の北川静子さんから
事業立ち上げの経緯やその苦労、また地域をうまく巻き込こんだ現在の取組みなど、
様々なことをお話していただきました。
町役場の職員だった北川さんは、少子化、高齢化による過疎化が進む
危機的な状況をいち早く感じ取り、「なんとかしなきゃ」という思いの中で、
地域の課題と地域の資源がつながる循環のイメージが湧いてきたとのこと。
それが「まめや構想」となり、体力も気力もあるうちに、次の世代につないでおかないと
何もかもがなくなってしまうということを地元の方々に呼びかけて、
参同者を募ったそうです。
詳細は、下記リンク先などを読んでいただければ幸いです。
◆田舎の匠 せいわの里 まめや
この【地元の方々に呼びかけて、参同者を募る】という行動は、
文章にするとたった18文字ですが、結局、これが実行出来るだけの想いや覚悟がないと、
何にもはじまらないということです。
ちなみに元役場の職員だった北川さんは、この事業を立ち上げるために
50歳のときに、早期退職までされています。
また、資金集めの際も、1口5万円で35人の出資者から約1000万円集め、
不足分を補うため、助成金申請をしますが、何度も何度も失敗を重ね、
2年の間に、何度も何度も徹夜を繰り返し、申請書を作り続けたそうです。
最終的には、2750万円ほど集めたとのこと。
この他、ここに住む人や暮らし、手に入る食材に合わせたシステムを確立するなど
お店の備品や素材、働き方に至るまですべてにストーリーがあり、
そのすごさをここに書き出すと、きりがないので、詳しく知りたい方は
ぜひ、まめやさんへ足を運んでみてください。
個人的にも、コミュニティ・ビジネスとして、高島市内で
本当においしい郷土料理のお店が出来ないかと考えたこともありますが、
コミュニティ・ビジネスの場合、ビジネスとしての実現可能性や覚悟はもちろんですが、
地域の人との「いっしょに事業を行う」だけの信頼関係や地域の人を巻き込む
想いの強さが何よりも必要なのだということを思い知らされました。



兎にも角にも、ここ高島市でも地域に必要とされているものは、
持続可能なお金を稼げる市民活動としての「仕事」や、高齢者や障がいのある方、
女性、若者など様々な人が働く場としての「仕事」など
様々なかたちの「仕事」が求められています。
今、高島にいる人同士で協力し、様々なアイデアを出し合って
高島らしい「仕事」がたくさんできるといいなぁと思います。
報告は、原田でした。
次回の円卓会議日程は、以下となります!
ぜひ、都合をつけてご参加ください!
=====================================
◆平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 報告会&交流会


今回は、これまでに出てきた薪ビジネスや鹿肉の活用、森林体験、ヘルスツーリズム、
地域資源を活かしたサイクルツアーなど、持続可能な仕組みとして動き出している
【小さな仕事】の芽を紹介し、参加者同士、交流していただきます。
新しい地域ビジネスのアイデアをアピールする時間も設けます。
皆さまのご参加をお待ちしています!
日時:3/20金 19:00-21:30
場所:新旭公民館 視聴覚室(高島市観光物産プラザ)
滋賀県高島市新旭町旭1丁目10-1
ファシリテーター:中川 芳江氏 (Office SPES 代表)
総合電機メーカーでビジネスコンサルタント等を経て1998 年起業。株式会社法人で、自然環境保全のプロセスデザインを事業化。自身も、環境分野の社会的企業家として歩み、ソーシャルビジネスの立ち上げ支援に関わる。行政・NPO ・企業の連携創出にも詳しい。2013 年より現職。一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク理事。
参加費:500円(資料代)
定員:30名
対象:
高島市の未来に関心のある方、地域での仕事づくりに関心のある方など
お問合せ・申込み:
たかしま市民協働交流センター
〒520-1622
滋賀県高島市今津町中沼1-4-1(今津東コミュニティセンター内)
TEL:0740-20-5758 FAX:0740-20-5757
E-mail:webmaster@tkkc.takashima-shiga.jp
◆【3/20金】 平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 報告会&交流会 開催
2月7日は、三重県多気郡多気町で、地域資源を活かしたビジネスで
地域の元気と魅力を高めている方々のところへ
「平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 視察研修
~地域の資源を活かし、地域の元気と魅力を次世代へつなぐまちに学ぶ~」として、
下記のところへ、訪問してきました。
視察案内は、こちらからご覧いただけます。
水土里ネット立梅用水(立梅用水型小水力発電プロジェクト)
およそ200年前、櫛田川をせきとめ、全長30kmにもおよぶ農業用水(立梅用水)が作られました。
200年間守り続けてきた立梅用水は、今、新たな役割を担うことになります。
農村地域活性や6次産業促進を図るために必要な電力エネルギーを生む「地産地消型エネルギー」生産の場として、市民、行政、産業、大学の協働プロジェクト調査が始まりました。小水力発電がきっかけでみんなが笑顔で活力ある地域に!電力だけでなく、電力を利用する人たちを結ぶ地域ネットワークづくりに!と、地域を見直し、地域の宝ものに気づき、過去と未来、人と人、人と自然がつながる町づくりをめざしています。
(立梅用水型小水力発電プロジェクトにおける調査より)
農業法人せいわの里まめや(農村料理レストラン)
「農村文化を次の世代に伝えたい」という想いのもと、平成15年に設立。農産物だけでなく、野山の緑、土の感触、風の心地よさ、人と人のつながりなど、せいわの里を包むすべてのものが、農村らしい魅力を生み出す大切な資源。そんな地域の資源を活かしながら、大切なふるさとを元気に輝いたかたちで次の世代につなげたいと、活動している。
お年寄りは、自給自足の中から物づくりの技術をたくさん持った知恵袋。この知恵袋から豊かな資源(原料、技術)を引き継ぎ、次の世代に伝えられるよう、35人で出資し、「農業法人せいわの里」を設立。「せいわの里」で必要な原材料の全てを村内の農地で栽培し供給する体制を整え、農地の有効利用、農業の新しい方向を共につくり上げることを目指す。また、安心安全な食材の提供と雇用の場の確保につながっている。(せいわの里まめやのホームページより抜粋)
◆多気郡多気町の基礎データ
※()内は、高島市内で同規模の今津町の数字。【2015年1月現在】
◆人口・世帯数[2014年12月31日現在]
人口15,228人(12,220人) 世帯5,533世帯(4,967世帯)
男性7,414人(6,044人) 女性7,814人(6,176人)
◆面積 103.17 km²(122.74km²)
◆町名の由来(Wikipedia より抜粋)
郡名の「多気」を採用したものである。「多気」の語源には以下のような説がある。
竹が生育する地域であったことから、「竹郡」と命名され、後世に「多気」(たけ)の字が当てられ、更に読みが「たき」に変化した。
古語の「多木」(たき、食物の多くできる土地の意)に由来する。
動詞「たぎる」(勢いよく流れる、水が湧き出す)に由来する。
◆農業(Wikipedia より抜粋)
カキ(柿)の生産量は三重県内では1位である。ミカン・モモも栽培される。
伊勢茶・松阪牛の産地の一つ。
伊勢いもの発祥の地。
◆森林率
57.4%【地域面積10,317ha 森林面積5,923ha】
(76.4%【地域面積12,274ha 森林面積9,379ha】)
◆有名企業など(今回は訪れませんが、参考までに)
●万協製薬株式会社
1960年に外用薬の製造工場として神戸市にて設立。阪神大震災によって神戸工場が全壊した後、同年11月に現在地に本社工場を移転し、以来、外用剤の設備導入並びに工場増築を続け、売上50倍にまで急成長。
●高校生レストラン「まごの店」
まごの店は2002年10月、五桂池ふるさと村「おばあちゃんの店(農産物直営施設)」の食材を利用した、相可高校食物調理科生徒が運営する調理実習施設としてオープン。この実習施設は相可高校・ふるさと村・多気町(産・官・学)が協働して実現したもので、開店以来“生徒たちのきびきびとした元気な姿”や“美味しいうどん”などが話題を呼び、ふるさと村への入場者数の増加とともに「おばあちゃんの店」の売り上げアップなど波及効果も大きく、地域の活性化につながっている。
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当日参加者は、視察先の受け入れ人数の関係もあり、スタッフも含め、27名。
今津東コミュニティセンター前を、7時45分に出発して
11時に最初の訪問先である水土里ネット立梅用水に到着しました。
<
ここでは、立梅用水型小水力発電プロジェクトをすすめる元丈の里 ゆめ工房の
深田さんにお話を伺いました。
現在、ちょうど新しく据え付け予定の2号機のため、初号実験機が取り外してありました。
発電機の名前は「彦電」と名付けられており、その謂れをお聞きすると
地域の人びとに親しみをもってもらうため、立梅用水創設者である「西村彦左衛門」の
「彦」の字を取って「彦電…HIKODEN」と名付けたそうです。
発電量は200W(最大400W)で、売電ではなく、地域の電気として活用しておられます。
地域農産物の加工品販売なども、無理のない程度にがんばっておられますが
コミュニティ・ビジネスとしては、まだまだ難しいという印象でした。
しかしながら、この立梅用水がある波多瀬地区の地域全体としては、
地域住民が地域課題の解決に向け、何とかしようという意識があるように思え、
高島市としても見習うべきところは多くあるのではないかと感じました。
立梅用水は、平成26年に世界「かんがい施設遺産」にも登録され、
地域を挙げて、様々な試みにも取り組んでおられました。
◆多気町役場が作る動画
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続いて、「農村文化を次の世代に伝えたい」という想いのもと、
平成15年に農業法人を設立、レストランや体験教室、加工品の販売を通じて、
農業の活性化につなげ、農村の魅力を広く伝える活動を行っている
せいわの里 まめやさんを訪れました。
まず、まめやさんの農村料理バイキングを食べたのですが、
地元の旬の食材と大豆をふんだんにつかったお料理の数々優しくて、ほっとする味で、
本当においしくいただきました。
お店は、本当に田舎の田んぼの真ん中にぽつんと立っているのですが、
平日でも市内外から約100名のお客さんが来られるそうです。
この日は土曜日でしたが、すでに駐車場もいっぱい。
その人気ぶりがそれだけでもうかがえました。
そして昼食の後は、「せいわの里 まめや」代表取締役の北川静子さんから
事業立ち上げの経緯やその苦労、また地域をうまく巻き込こんだ現在の取組みなど、
様々なことをお話していただきました。
町役場の職員だった北川さんは、少子化、高齢化による過疎化が進む
危機的な状況をいち早く感じ取り、「なんとかしなきゃ」という思いの中で、
地域の課題と地域の資源がつながる循環のイメージが湧いてきたとのこと。
それが「まめや構想」となり、体力も気力もあるうちに、次の世代につないでおかないと
何もかもがなくなってしまうということを地元の方々に呼びかけて、
参同者を募ったそうです。
詳細は、下記リンク先などを読んでいただければ幸いです。
◆田舎の匠 せいわの里 まめや
この【地元の方々に呼びかけて、参同者を募る】という行動は、
文章にするとたった18文字ですが、結局、これが実行出来るだけの想いや覚悟がないと、
何にもはじまらないということです。
ちなみに元役場の職員だった北川さんは、この事業を立ち上げるために
50歳のときに、早期退職までされています。
また、資金集めの際も、1口5万円で35人の出資者から約1000万円集め、
不足分を補うため、助成金申請をしますが、何度も何度も失敗を重ね、
2年の間に、何度も何度も徹夜を繰り返し、申請書を作り続けたそうです。
最終的には、2750万円ほど集めたとのこと。
この他、ここに住む人や暮らし、手に入る食材に合わせたシステムを確立するなど
お店の備品や素材、働き方に至るまですべてにストーリーがあり、
そのすごさをここに書き出すと、きりがないので、詳しく知りたい方は
ぜひ、まめやさんへ足を運んでみてください。
個人的にも、コミュニティ・ビジネスとして、高島市内で
本当においしい郷土料理のお店が出来ないかと考えたこともありますが、
コミュニティ・ビジネスの場合、ビジネスとしての実現可能性や覚悟はもちろんですが、
地域の人との「いっしょに事業を行う」だけの信頼関係や地域の人を巻き込む
想いの強さが何よりも必要なのだということを思い知らされました。

兎にも角にも、ここ高島市でも地域に必要とされているものは、
持続可能なお金を稼げる市民活動としての「仕事」や、高齢者や障がいのある方、
女性、若者など様々な人が働く場としての「仕事」など
様々なかたちの「仕事」が求められています。
今、高島にいる人同士で協力し、様々なアイデアを出し合って
高島らしい「仕事」がたくさんできるといいなぁと思います。
報告は、原田でした。
次回の円卓会議日程は、以下となります!
ぜひ、都合をつけてご参加ください!
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◆平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 報告会&交流会


今回は、これまでに出てきた薪ビジネスや鹿肉の活用、森林体験、ヘルスツーリズム、
地域資源を活かしたサイクルツアーなど、持続可能な仕組みとして動き出している
【小さな仕事】の芽を紹介し、参加者同士、交流していただきます。
新しい地域ビジネスのアイデアをアピールする時間も設けます。
皆さまのご参加をお待ちしています!
日時:3/20金 19:00-21:30
場所:新旭公民館 視聴覚室(高島市観光物産プラザ)
滋賀県高島市新旭町旭1丁目10-1
ファシリテーター:中川 芳江氏 (Office SPES 代表)
総合電機メーカーでビジネスコンサルタント等を経て1998 年起業。株式会社法人で、自然環境保全のプロセスデザインを事業化。自身も、環境分野の社会的企業家として歩み、ソーシャルビジネスの立ち上げ支援に関わる。行政・NPO ・企業の連携創出にも詳しい。2013 年より現職。一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク理事。
参加費:500円(資料代)
定員:30名
対象:
高島市の未来に関心のある方、地域での仕事づくりに関心のある方など
お問合せ・申込み:
たかしま市民協働交流センター
〒520-1622
滋賀県高島市今津町中沼1-4-1(今津東コミュニティセンター内)
TEL:0740-20-5758 FAX:0740-20-5757
E-mail:webmaster@tkkc.takashima-shiga.jp
◆【3/20金】 平成26年度 たかしま・未来・円卓会議 報告会&交流会 開催
タグ :たかしま円卓会議報告