【4/28締切】ネオニコチノイド系農薬に関する企画 2016年度公募助成企画追加募集
2016年04月12日
ネオニコチノイド系農薬に関する企画
2016年度公募助成企画追加募集
2016年度公募助成企画追加募集
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストは、自然環境と人間生活の調和を目的とした市民の主体的活動を支援する、独立した民間基金です。今回の追加募集では、2012年度から継続している「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」公募助成のうち、3部門について申請を呼びかけます。
一般にはまだあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系化合物(およびフィプロニル)――。有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残留性・神経毒性から、ミツバチの大量失踪が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。
現在、ネオニコチノイド系農薬の影響研究は、この公募を開始した当時と比べて目覚ましい進展が見られます。それを受け、EUや北米では使用禁止などの規制が始まっていますが、日本では最新の知見を反映した対策がなかなか進みません。
今回の追加公募では、ネオニコチノイド系農薬についての懸念事項とされる諸問題をめぐり、「広報・社会訴求」、「市場“緑化”」、「政策提言」の3部門で市民活動を支援します。最新の知見をわかりやすく整理した「ネオニコチノイド系農薬の危険性」を参考に、意欲的な取り組みを提案してください。
ご不明の点は遠慮なく公募担当にお問い合わせください。みなさまからの積極的な応募をお待ちしています。
詳細はウェブページをご覧ください(別ウインドウで開きます)
応募資格
ネオニコチノイド系農薬に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など、地域、法人格、活動実績は問いません)
助成金額
総額100万円
【部門内訳】
3部門より合計100万円を総額とします。
a) 広報・社会訴求部門(50万円)
b) 市場“緑化”部門(50万円)
c) 政策提言部門(50万円)
【備考】
・ 1案件の助成上限は50万円です。
・ 2部門以上にまたがる案件は、1部門を超えるごとに1部門あたり25万円を加算した額を助成上限とします(例:2部門にまたがる場合の助成上限は75万円)。
・ 助成対象となる活動の全予算額のうち、10%程度は申請者の自己資金を充当してください。
助成対象活動内容
a) 広報・社会訴求部門
ネオニコチノイド問題をより多くの人びとに伝え、どのように対処していけばいいかをともに考えるプロジェクトやメディアを巻き込んだ対話など
(企画例:ネオニコチノイド系農薬の使用現場に近い地域でのシンポジウムや対話イベント開催)
b) 市場“緑化”部門
生産者、流通業者、消費者にまたがるネオニコチノイド系化合物の利用経路に沿って、被害を最小化するためのプロジェクトなど
(企画例:ネオニコチノイド系農薬の流通状況をスーパーマーケットや生協、生産者にアンケートし、結果をホームページなどで公表して選択肢を提供)
c)政策提言部門
農薬をめぐる規制や利権構造のあり方を変えていくために、中央と地方の政府および議会、製薬会社、JAといった関係者に働きかけ、一般市民や地域住民と協働するプロジェクトなど
(企画例:ネオニコチノイド系農薬フリー地域づくりへの働きかけ)
【備考】
・ プロジェクト推進にあたって必要な「人件費」(事務局スタッフやアルバイトの賃金など)は、助成申請総額の30%まで認めます(申請可能な会計費目は別紙「助成対象費目詳細」を参照のこと)
・ a~cのうち複数部門にまたがる申請も可能です。
・ 目標達成に複数年を要する企画提案については、申請書にその旨希望を書き込めますが、案件の採択と支援は年度ごとに行います。
応募方法
所定の申請用紙に必要事項を記入のうえ、メール添付で公募事務局まで申請してください。
申請用紙はabtウェブサイト(下記の応募書式リンク)からダウンロードしていただけます。
申請に参考資料が伴う場合、紙の実物しかないもの、メール添付するにはデータが重すぎるものは、別途郵送でお送りください。それ以外のものは、申請書の送付時にメール添付でお願いします。
http://www.actbeyondtrust.org/program/tsuikakobo2016/
【備考】
・ メールでのご応募に対し、送受信のトラブルに備えて公募担当より受理通知メールを返信いたします。メールでの応募後に返信メールが届かない場合には、必ず電話にて公募担当にご確認ください。
応募受付期間
2016年4月8日(金)~4月28日(木) (申請書のメール受け付けは28日24:00まで、別途参考資料郵送の場合は同日消印有効)
送付先・問い合わせ先
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト 助成係
〒113-0034 東京都文京区湯島2-9-10-2F
助成担当:八木晴花
電話:070-6551-9266
Email grant@actbeyondtrust.org
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストについて
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストは、act beyond trust(信頼・信託は大切だが、ときにはそれさえも超えて行動しよう)という名称どおり、自然環境と人間生活の調和を目的とした市民の主体的活動を支援するため、問題解決に取り組む個人や団体へのコンサルティング、資金援助、技術および人材提供、トレーニングなどを行う独立した民間基金です。
abtが支援の上でもっとも重視するのは、問題解決への鋭い切り込み方や、その有効性です。たとえ解決が難しそうな問題に対しても、ヒト、モノ、カネ、スキル、チエなどをうまく組み合わせ、多様な組織や個人の相乗作用を活かして進めるキャンペーン(複合的な解決行動)に、持続可能な社会づくりへの鍵があると考えています。
【5/25(日)締切】公益財団法人 大同生命厚生事業団「シニアボランティア活動助成」
【5/23(金)締切】公益財団法人みずほ教育福祉財団 「ボランティア活動資金助成事業」(令和7年度)
【5/7(水)締切】 一般財団法人自然環境研究センター「2025年度 公益信託 富士フイルム・グリーンファンド助成」
【3/31(月)締切】国際女性の地位協会 「第9回 赤松・コルティ・ジェンダー平等基金」
【4/7(月)締切】⾚い⽻根福祉基⾦「第11回 居場所を失った人への支援活動応援助成」
【4/7(月)締切】 イーパーツ 第107回「リユース PC 寄贈プログラム」
【5/23(金)締切】公益財団法人みずほ教育福祉財団 「ボランティア活動資金助成事業」(令和7年度)
【5/7(水)締切】 一般財団法人自然環境研究センター「2025年度 公益信託 富士フイルム・グリーンファンド助成」
【3/31(月)締切】国際女性の地位協会 「第9回 赤松・コルティ・ジェンダー平等基金」
【4/7(月)締切】⾚い⽻根福祉基⾦「第11回 居場所を失った人への支援活動応援助成」
【4/7(月)締切】 イーパーツ 第107回「リユース PC 寄贈プログラム」
Posted by たかしま市民協働交流センター at 13:13
│助成金情報