朽木住民福祉協議会の出張ボラセンで生杉集会所へ行きました。

2015年06月24日

 6月22日(月)、朽木住民福祉協議会が行う「出張ボラセン」に参加してきました。

 「出張ボラセン」は、朽木内の地区へ出張してボランティアセンターを開き、住民の方々から生活でのお困りごとなどを聞いて、解決の方法を考えたり、時には専門職(保健師さんなど)につなげたりする目的で、今年度は月1回を目標に各地で開催の予定です。

 この日は、生杉集会所で開かれました。
 先月の出張ボラセンで訪問した能家地区からさらに車で約20分ほど走った地域。トチノキの巨木が残る水源の郷です。京都大学の芦生研究林の入り口でもあり、登山者も多く訪れる地域だそうです。
朽木住民福祉協議会の出張ボラセンで生杉集会所へ行きました。

 地域の方が8名、朽木住民福祉協議会の方が4名、高島市社協から1名、そして私たちでした。
朽木住民福祉協議会の出張ボラセンで生杉集会所へ行きました。

 住民の方から、日常のお買い物のことや地域の歴史などをお聞きしました。
 後半は、みなさんで歌を歌い、ゆったりとした時間になりました。

 この地域は、小浜まで車でゆっくり走って40分。買い物が小浜の方が便利とのことです。文化的には京都に影響を受けているそうです。
 食料品は、JA西びわこから毎週移動販売があり、(社福)虹の会のぎょうれつ本舗は月2回販売に来られ、小浜から、生協からも来られているので、食料品は困らないとのことでした。ただ、生活雑貨品の購入は買出しに行かないといけないそうで、80歳の方も車は手放せないとお話されてました。

 昔は、雑木林が多く、炭焼きが盛んだったそうです。その後、杉の植林が奨励され、田畑でさえ植林されたそうです。昭和35年頃は木材需要が高く高値で販売されたが、その後は輸入木材が安く利用され、国産材の需要が減り、誰も木々を使わなくなったとお話されてました。

 神社の祭りも、昔は灯篭が100塔も並び、それはきれいだったとのことです。
 地域には大きな民家が多く残っており、昔は多くの賑わいがあった地域だった気がします。
 もっと、じっくりと地域の歴史などお話を聞いてみたいと思いました。

 「出張ボラセン」は、今年度から5年間をめざした「朽木住民福祉活動計画」で、取り組もううと始められたものです。朽木住民福祉協議会と朽木で活動する団体の方々が一緒に、策定された「朽木住民福祉活動計画」は下記のリンクからダウンロードできます。 
 PDF  http://takashima-shakyo.or.jp/jyumin/pdf/kutuki.pdf
計画を実行していくために、多くの市民に知ってもらい、ともに考えて、力を出し合いたいと思おられます。

 今後も各地での取り組みを見に行きたいと思います。
 ありがとうございました。
坂下

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Posted by たかしま市民協働交流センター at 14:41 │スタッフ日記