第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”報告

2015年08月12日

たかしま市民協働交流センターの坂下です。

 今年度の「たかしま・未来・円卓会議」は、朽木のみんなと円卓会議と題して、朽木に住む人、朽木で働く人、朽木に関心がある人、朽木に関りたい人とともに、進めて行きたいと思っています。
 ※これまでの経過はこちらでご覧ください(別ウインドウが開きます)

 8月7日(金)は、第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”を開催しました。
 募集案内はこちらでご覧ください(別ウインドウで開きます)

 7月21日(火)に第1回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が好きから始まる”は、参加してくれた12名の若者が、朽木の好きなところ、魅力と思うところ、気になること、心配なことなどを出し合いました。
 第1回の様子はこちらからご覧いただけます(別ウインドウで開きます)

 今回は、第1回の後、3週間ほど経過する中で、きっと円卓会議のことを話したり、考えたり、何か感じたことがあったのではと思うので、そんなことを共有しあうところから始まりました。
 第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”報告
 第1回で話したことを思い出すために、総合地球環境学研究所の熊澤さんに記録を図式化してもらいました。
<朽木の好きなところ・魅力的なところ><朽木の心配なところ>
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第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”報告第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”報告

 熊澤さんが図について説明してくれました。
 朽木の好きなところ、魅力的なところは、「朽木にあるものの量」「朽木にあるものの質」「できること」で整理しています。また、朽木の心配なところは、「変化してきたこと」「今の状態」「意識されていること」などで整理されています。
第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”報告
 みんなでじっくり見ています。
第2回朽木のみんなと円卓会議 若者の“朽木が気になるから考えよう”報告
・仲間と第1回の円卓会議について話してみた。「できること」を考えて、話すとなると、本当にしなくてはいけないのではないか?今の状況の中でできるのか?そこに不安を感じて発言できないと感じている。
・あんまりしゃべってないかな。
・同世代とは話していない。自分に何が出来るかは、思い浮かばなかった。空家が多いのを改めて感じ、何とかしなければと思い、考えてみようと思った。
・家族と話した。定住のためには、働く場所が必要だ。
・こんな場で一緒に話したい人が浮かんできた。30~40代も話す場を持ってほしいと思った。
など、考えたり、感じたりしたそうです。

 後半は、主に朽木の気になることに対して、自分や仲間ができることを考えてアイデアを出し合ってもらいました。
 自分だけがすると考えると、確かに実行できるかどうか分からない状況の中でアイデアも浮かんでこないので、朽木の気になることを解決するために、こんな仕組みがあったら、こんな取り組みがあったら、というアイデアを出してもらいました。
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・おいしい米、水などあるもので商売できるのでは
・観光向けではなく、地域のお母さん、おばちゃんが気楽に集まれる店や場所があるといい
・子どもがもっと増えるといい
・保育園から中学までの間に、子どもたちに地域良さを植え付ける
・高校に入ると地域との縁が切れてしまう。高校卒業したら、あるいは高校生でも青年団に入って地域とつながる
・子どもたちが自然で遊ぶ機会を増やしたい
・1人暮らしの高齢者と移住して来て家が無い人がシェアハウスして暮らすと、災害時も安心
・地域に増える空家を借りたい人につなぐ人が各地にいればいい
・子どもが減ってスポーツの練習ができなくなっているが、合宿などで他地域から来られており、一緒に練習できるようにすればいい
・道路を二車線にして、走りやすく。災害時にも崩れないように。
・朽木の山の木を使う体験、木工品作りなどを学校の授業をする。こんなことができるんだ、と知るきっかけになるのでは。
・山をきれいにする。炭焼きする人がおられる間に。美しい炭は売れる。
・朽木に大学を
・朽木に企業を
などが、出されました。
どうしたら、これらのアイデアを実現することができるのか、今後の円卓会議の中で、より多くの人と共有し、考える機会を持ちたいと思います。

参加者の感想や意見を一部ご紹介します。
・普段は話せない内容が話せてよかった。思いはたくさん、方向性は朽木をよくしたい、なのかなと思う。
・ずっと朽木にいると朽木の良さはいまいち浮かばなかったが、朽木に引っ越して来た人は、色々ないいところを表現していて、それを聞くことできて、すごくいい時間をすごせてよかった。
・円卓会議をしたことで、何かカタチに出来たり、この動きが続いていくといいなと思います。


 若者と円卓会議は、2回でいったん終了です。
 今後は、年代を少しずつ上げて、円卓会議を開いて行きたいと思います。
 年度末には、円卓会議を開いた全ての年代の方々に参加していただき、みんなで朽木の気になるところを何とかするための仕組みの実現を考えることができればと思います。

 今後の経過もお知らせしていきます。


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Posted by たかしま市民協働交流センター at 18:00 │たかしま・未来・円卓会議報告