平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 開催報告

2014年07月15日

平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 開催報告

平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 開催報告

7月5日(土)、市民による、市民のためのまちづくり 
「平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 
~【地域の仕事づくり】をベースに今、取り組むべきテーマを考える」として、
今津東コミュニティセンターで開催しました。

開催案内は、こちらからご覧いただけます。

前回のキックオフ・ミーティングでは
IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所) 代表の川北 秀人氏に

10年後の高島市に備えて、今、求められる人「交」密度のまちづくり
今後、なぜ「円卓」が重要か?


という表題で、ご講演いただきました。

25年度より行ってきた勉強会的な円卓会議が、
「序破急」でいうところの「序」とするならば、
今年度は「破」を目指す!というところでしょうか。

兎にも角にも事務局が【つくり込まず】、
参加者といっしょに【考えて作り上げる】円卓会議を実施しようということで、
あえて、テーマ設定から参加者のみなさんと考える機会にしました。

これまでの円卓会議の開催報告はこちら→円卓会議の報告

まずはじめに、たかしま市民協働交流センターの古谷芳實運営委員長から
挨拶があり、その後、坂下事務局長より、
「たかしま・未来・円卓会議で目指すこと」として
この円卓会議を開催する目的と、目標をお伝えさせていただきました。

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今回は、この円卓会議の立ち上げ時から協力していただいている
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター木村 道徳さん
「高島の資源とまちづくり」と題して
話題提供をしていただきました。

平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 開催報告

まず「資源」、そして「地域資源」とは何なのか?というところの整理から
これまでの円卓会議で行ったワークショップ(グループワーク)を踏まえ、
高島市の地域資源と、円卓会議の参加者が「実現したらいいな」と思うことや
「地域の課題」も整理していただきました。

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ここでは、

高島市内にある豊富な資源をまだまだ活用できていないという意識、
若手の獲得、高齢者の健康と社会参加、
地域の自然環境の担い手を確保したいという意識


が、顕在化してきました。

また、高島市内の森林資源の現状や市民活動団体数と、その分布図、
歴史・文化的資源を高島市の地図上に落とし込んだものを作成していただきました。

今後、この円卓会議で仕事の種になるものを考える際に、
これらの資料と、資源を活用していければと思っています!

その他、地域資源を活用したまちづくりの事例として
北海道下川町の「一の橋バイオビレッジ構想」と
滋賀県米原市の「大野木長寿まちづくり会社」を紹介した後、
高島市内で、森林資源に着目し、活用した取組みを行っている事例を
4つ紹介していただきました。

TreeCafe
朽木ゴールドもみじ
近江里山の薪
麻生里山センター

当日の詳細は割愛しますが、それぞれが森林資源を
様々な角度から活用しておられ、森林の多面性を感じることが出来ました。

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その他、参考までに地域活性化センターさんが毎月発行しておられる
「地域づくり」の7月号で、全国の森林活用の事例を特集されていますので
興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。

【地域づくり 7月号】~森林・林業再生と地域の活性化

少し休憩をはさんで、後半のグループワークでは、
昨年の第2回 円卓会議で講師を務めてくださった
中川芳江さんにファシリテーションをしていただきました。

中川さんには、今年度の円卓会議全体の
ファシリテーターおよびアドヴァイザーとして関わっていただきます。

平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 開催報告

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はじめに、この円卓会議を成功させるには何が必要なのか、ということで
結局は、この場に来て下さっている参加者のやる気だということを
共有していただきました。
これが、やっぱり一番重要なことなのです。

その後、ホワイトボードを使って、この【円卓会議】のルールやマナーを
説明していただいた後、隣同士のペアで【他己紹介】をやっていただき、
ウォーミングアップということで、前半の木村さんの話の中で、
気になったことやキーワードなどを参加者に挙げていただきました。

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次に、3つのテーブルに分かれて、
この一年間で、取り上げたい切り口を2つずつ出していただき
それぞれから出た合計6つの切り口から、3つのテーマに絞り込むという
ワークを行いました。

結果は、以下の通りです。

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平成26年度 第1回 たかしま・未来・円卓会議 開催報告

① 1回目の結論(確認)
次の3テーマを切り口に、「2020年の元気たかしま」(仮)をめざして、
しごとづくりを念頭に具体的解決策を検討する。


2回目検討テーマ 8月23日(土) 実施決定!
 「自然」(里山・森林(森)・水・鹿肉)を切り口とする
  具体的な地域資源一例:里地・里山、森林、水、水の流れ、鹿肉、
  間伐材、再生可能エネルギー、薪
  具体的な課題一例:人家隣接里山林の管理不十分対策

3回目検討テーマ ※10月開催予定
 「観光」を切り口とする
  *観光:マスツーリズムではなくローカルで小さなツーリズム(プチツーリズム)
  具体的な地域資源一例:空き家、伝統食、地域文化、移住者 
  具体的な課題一例:増加空き家(防犯、不法投棄)

4回目検討テーマ ※12月開催予定
「高齢者・生きがい人材活用」を切り口とする
  具体的な地域資源一例:元気な高齢者、女性、若者
  具体的な課題一例:独居高齢者の日常生活支援

宿題
地域資源を活用して、地域課題の解決可能性のある
アイデア案(できるだけたくさん)を考えておく。

② 次回目標
地域資源を活用して、地域課題の解決可能性のある具体的プラン(素案)を
複数案、描き出す。

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という訳で、ついに、念願だった今年のテーマが決まりました!
ここから、具体的な地域や、具体的な人が見えるプランを
皆さんといっしょに導き出せればと思っています。

報告は原田でした。


次回、8月23日(土)に開催する、第2回 たかしま・未来・円卓会議 
内容など詳細は後日、このブログで発表します!

是非、ご参加ください!



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